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Re:『矜持衝突 そして伝説へ……』  Angel Heart  - 21/6/11(金) 18:21 -

 自演アゲ。事情はお察しください_(._.)_

>矢野トロイカ政権さん
 ハンドルネームを変えての度重なる荒らし行為、再三のお願いにもかかわらず懲りない作品テーマの強要。さすがに堪忍袋の緒が切れました。今後、葛西彩世ちゃんと結城萌美ちゃんが男に顔面圧迫する作品は書きません。同様のプレイをお望みなら他の投稿サイトを探してください。理想の小説が待っていると思います。

 別ハンドルで初めてご感想をいただいた時にはファンが増えたようで嬉しかったですが、このような結果になって残念です。葛西彩世ちゃんと結城萌美ちゃんは思い出キャラにしてください。

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Re:お久しぶりです  Angel Heart  - 21/6/11(金) 18:03 -

原状回復支援アゲ。
……度々荒らしを招いてすみません_(._.)_

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JKリフレで  未来墓売蘢  - 21/6/11(金) 15:57 -

現役JKがいたJKリフレで、Dカップの嬢(本人曰く18歳のJK)にハグしてもらった時、胸押し付けられていい匂いだった。そしてハグしながらキス責めしてもらって帰ってから抜いたわ。
その数カ月後に摘発されて潰れてたがいい思い出

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Re:お久しぶりです  名無しの権兵衛  - 21/6/11(金) 9:48 -

>のぶさん

最近の理香パイは恋愛沙汰無いんですね。
今までのお話しから想像するとコロナが落ち着くまであまり積極的に動かなさそうなイメージです。

手コキさんもお元気だといいのですが。

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『矜持衝突 そして伝説へ……』 小説  Angel Heart  - 21/6/9(水) 15:02 -

     妄想寄稿『矜持衝突 そして伝説へ……』(後編)


 ――生乳の掴み合い。ブラジャーの防御効果がなくなったぶん、攻撃がストレートに伝わる。間違っても「痛い」とは叫べないし、迂闊に感じることもできない。悶えても劣勢にカウントされるのだ。相手の攻撃に屈した、と認定されて。
「後輩さんの乳首は我慢強いのかしら?」
 萌美が揉みつぶすのをやめ、香織の両乳首を指先で摘んだ。
 香織がせせら笑って摘み返した。
「自分から不得意な戦法に持ち込むなんて愚かね。乳首が弱点だって眞理子先輩から聞いてるわよ。《乳首合わせ》で先に突起させちゃったんでしょう?」
「愚かなのはあんたのほうよ。この一週間、私が暢気(のんき)に過ごしていたと思ったら大間違い。本物の乳道戦士はね、常に鍛錬を怠らないの。自分の弱点に気づいたらそれを克服する。当然よね、じゃないと覇道を歩めないんだもの」
 眞理子に勝利したのちも、萌美は安穏とすることなく鍛錬を続けていた。女子大生になったかつての先輩――聖ブレスト女学園高校の旧乳道戦士たち――に再入門し、乳首の忍耐力強化に努めたのだ。たった一週間のトレーニングで萌美の乳首は見る間にポテンシャルを開花させていた。眞理子に蹂躙された経験が相当屈辱だったのだ。
 実際、乳首の摘みあいで先に突起させはじめたのは香織だった。
「……そんな」
「哺乳瓶みたいに立ってきたわよ。こうすると声が出ちゃうんじゃない?」
 香織の乳首を摘んでくりくりと刺激し、萌美が指先で弾く。仇相手の攻撃に香織は思わず両脇を締めてしまっていた。細かい電流が背筋を走り抜ける。たまらず吐息をもらして先制を許してしまった。中継を見守る同胞たちも萌美の有効を認めただろう。

 だが香織も白旗を揚げない。お返しに何倍もの恨みを込めて、萌美の乳首を引っ張った。風船の口を伸ばすみたいに何度も何度も引っ張られてはさすがのJカップもひとたまりがなく……と思いきや、萌美は乳首に微塵の変化も見せず平然としている。
「その程度の乳首責めなんて童貞の愛撫くらい無意味なの」
 逆に香織の乳首を引っ張った。Iカップが無残にも乳首を最大突起させた。
(これは……計算外)
 ――再びの有効。萌美がリードを広げた。
 香織は焦りつつもしかし思考を巡らせた。結城萌美からポイントを取り返すには――。
 そう、おっぱいをなじればいい。結城萌美は胸を罵られると理性を失う。
「彼氏の愛撫にも鈍感になってたりして。鍛えすぎて乳比べに特化しちゃったのよ。彼氏がかわいそう。あんたの乳首を愛撫しても感じてもらえないんだもの」
「うるさいわね。男と寝る時は女に戻れるわよ!」
 思ったとおり、萌美の美顔がカッと引き攣った。
「その口振りだと彼氏がいないみたいね。巨乳美人ともてはやされる結城萌美がまさかフリーだなんて。そういえば眞理子先輩と闘った時も、男の子がどうとか友達と話してたんでしょう? 乳比べ専用おっぱいには興味ないってフラれたの?」
「フラれてなんかないわよ。こっちからお断りしたの。私のJカップに触れるのはそれなりの男だけなんだから」
「男の選り好みを後悔するのね。今日ここで、あんたは惨敗して負け犬になるの。身分華やかりしうちに彼氏をつくっておけばよかったって、自分を責めればいいわ」
「足し算わかる? 私が、今二回有効を獲って優勢なの。てことはこのままいけば勝つのは私。惨敗の恥辱を味わうのはあんたのほうよ」
「このままいけば、でしょ。このままいかないから安心して。元乳比べ女王さん」
 萌美を侮辱すると、香織は乳首攻撃を振り払って、交換したブラジャーを脱いだ。萌美もそれに倣う。
 乳比べには、柔道のように一本勝ちとか、技あり二回でそうカウントされるとかいったルールはない。むしろそれ以上に厳格だ。ただひたすらに相手の降参を迫るのだから。All or Nothing――それが、矜持を衝突させる女どうしの掟だ。

 再度の乳首攻撃を狙う萌美。それを牽制する香織。
 レスリングの間合い取りに似た睨みあいは、やがて阿吽の呼吸で手四つへと変わった。一気に形勢を有利にしようとした萌美が襲いかかったのだ。
 けれどそれは香織の想定するところだった。女王と挑戦者の両手ががっちりと組まれた。
「私の手四つは彩世先輩の直伝。簡単におっぱい相撲に持ち込ませないわ」
「それは羨ましいことね」
「その前にあんたの手首が悲鳴をあげる。やめてくださいって、懇願するのよ」
「やれるもんならやってみなさいよ。腕力で勝利しても乳道ではなんの自慢にもならないの。口先だけのスライム女なんかに負けないわ」
 ふたりが般若の形相で額をもぶつけあわせた時、電車が速度を緩めて次の駅に到着した。鬼気迫る女子高生どうしの闘いに女子大生やOLが逃げるように降車していく。しかし自尊心を賭けるふたりは気づかなかった。

「他の車輌に乗ってください」
 乗車しようとしてくる客を、彩世たち数人の生徒が阻止する。通報等で勝負の邪魔をさせたくなかったのだ。「満員なので」という口実に大半の客が不平をもらしたが、列に並んでいたとある女性の説得で不承不承、他の車輌に移動した。
 乗客に移動をうながしたのは爆乳の美魔女だった。彩世は、彼女が旧乳道戦士だと直感した。車輌に漂う空気が勝負中のそれだと美魔女は感知したのだろう。一瞬のアイコンタクトだった。
 ……ベルが鳴り、ドアが閉まって電車が走りだす。
 後ろに流れてゆくプラットフォームを眺めながら、彩世は美魔女に会釈した。他の乗客を誘導してくれたとは。乗車を遠慮してくれたなんて。
 頑張れ後輩――と、両胸を指しながら口パクする美魔女の姿に、彩世は乳道精神の気高さを感じた。それは連綿と受け継がれているのだ。

 乳比べクイーンと挑戦者はしかし異質の気高さを対峙させていた。額を擦りあわせつつ腕力を競っていたのだ。左右に腕を広げようとする相手の攻撃を防ぎつつ、自分に優位な体勢でおっぱい相撲に持ち込もうとする。押しては押し返され、押されては押し返すという小康状態に陥っていた。重力でたわんだIカップとJカップが、電車の加速にしたがって揺れまくる。
 やがて手汗を嫌った萌美が手を組み直そうとした一瞬の隙を衝いて、香織が額を離し、一気呵成に両腕を広げた。「くっ……」とうめき声をもらす結城萌美。あっという間にふたつの爆乳が重なり合った。
「腕力勝利が自慢にならないならあんたの胸に降参を迫るだけよ」
「スライム乳に何ができるっていうの……! 無様にひしゃげて終わりでしょ!」
 先手を取られた乳比べ女王はすぐさま冷静さを取り戻した。香織がぐいぐいと押し込むと萌美も負けじと胸を張った。正面からぶつかり合うふくらみは作用反作用の法則にしたがい、潰れまくる。まるで搗きたての鏡餅をくっつけ合ったみたいに。

 ふたりが上半身を左右に振った。それはメトロノームがテンポを上げていくように、小刻みな擦りあい揺らしあいへ、揺らしあいから震度六強へと発展していった。がっぷりよつで潰しあう爆乳はパンク寸前。乳首が隠れてしまって見えない。
 ほんとに破裂するんじゃ、とギャラリーが心配した時、香織が大きく身体を振ってJカップに一撃くらわせた。
「眞理子先輩の仇!」
 ――ばちぃぃぃん!
「その程度なのっ!?」
 ――バチイィン!
《おっぱいボクシング》は迫力満点だった。兇器同然のふくらみがひっ叩きあうのだ。運動エネルギーの凄まじさを物語るように乾いた音が響き渡る。矜持を衝突させる乳道戦士たちの乳房が赤く腫れはじめた。
「この程度の力で女王なんてお笑い草ね!」
「やせ我慢してないで早く降参しなさいよっ」
 ――ばちぃぃぃん! バチィィン!
 何度も往復する乳房。渾身の力を込めて振るわれるため、すれ違いざまにぶつかり合う乳首が取れそうだった。素人目には互角だが、中継を見守る乳道戦士たちは香織の有効を認めていた。結城萌美の乳首が立っていたのだ。あんなに頑強だった乳首が。
 最後の一撃とばかりにスイングした両者の乳房が派手な音を立てた。痺れていたところに大打撃をくらって香織の顔が歪む。萌美も激痛をこらえるように前かがみになった。

 だが不屈の闘志で睨みあう挑戦者と女王。再びおっぱい相撲の気配を察知した香織が胸を張ると、萌美が手四つせずJカップを突進させてきた。
(な……)
 そう思った時には後ろによろめいていた。悲鳴を上げるギャラリーの支えもむなしく、香織は仰向けに倒れ込んだ。
「じれったいから決着(ケリ)をつけてあげる」
 萌美が香織に覆い被さってJカップを顔面に押しつけた。空いた手では抵抗されぬよう、香織の両手首を万歳させた格好で押さえつける。乳道の寝技《縦乳四方固め》だ。足をバタつかせる香織も、四つん這いで降参を迫る萌美もパンティ全開だが色気は微塵もない。
「んむぐぐぐっ……! ひひょうおっ」
「なにが卑怯なのよ。躱せなかったあんたが無能なだけでしょ? さあ早く降参しなさいよ。『私が疎かでした』って土下座して」
 香織は懸命にもがいたが女王の寝技は練度が高すぎた。逃れようと顔を背けても、それに合わせてJカップを移動させてくる。息苦しさにもがけばもがくほど体力を奪われた。結城萌美のバストは圧殺も得意らしい。
「そのまま勝ってください!」
「絞め落として!」
 女王の優勢を悟ったギャラリーが声援を送る。それが余計、香織のメンタルを殺いだ。
(負けない……眞理子先輩に絶対に戦利品を渡すんだから!)
 それでも戦意喪失しないのは、尊敬する先輩の顔が思い浮かんだからだった。乳道の世界に導いてくれた恩人。敗北の屈辱を味わって失意にある先輩。そんな憧れの人に自分まで惨めな結果を報告すれば、どれだけ落胆されることか。「香織は頑張ったよ。ありがと」と優しくねぎらわれるのが嫌だった。先輩にまた笑ってもらうために、この程度の寝技で降参するわけにはいかない。討死にするなら結城萌美と刺し違えてでも――。

 殺人未遂寸前の縦乳四方固めの中で、香織は空気を求めるかわりに、結城萌美の乳首に喰らいついた。そしてありったけの力を込めて引っ張り吸う。真空パックするみたいに。
「無駄なっ……抵抗を……くっ――」
 痛っ、とつぶやいて萌美が圧迫を緩めた瞬間、香織は手首の拘束を振りほどいて萌美を突き飛ばした。
 今度は萌美が仰向けに倒れる。ギャラリーの何人かが巻き込まれて転倒した。香織はすぐさま立ち上がって女王に襲いかかった。美麗な顔に、横からIカップを押しつけて片足を持ち上げたのだ。プロレスでいえばカウントをうながす恰好。乳道にはスリーカウント制などないけれど。
「眞理子先輩にあんたのブラを持ち帰るって約束したの。降参するのはあんたのほう」
「ぐむむんぐぐ……んむぐふ!」
 形勢が逆転して萌美がもがき始める。パンツ丸見えだ。ブラと同じ花柄のショーツどころか、お尻の割れ目もわずかに覗いている。香織も萌美も髪を振り乱していた。
「負けましたって叫んで! 眞理子先輩に非礼を詫びて!」
「結城先輩!」
 と聖ブレスト女学園の生徒がひとり、いつの間にか上半身裸になっていた。女王の敗戦を見たくないばかりに加勢を買って出たのだろう。Cカップ程度のバストだ。
「勝負の邪魔は許さない。私が相手するから掛かってこい」
 彩世が女子生徒の前に立ちはだかった。本気で阻止するつもりなのは行動を見ればわかる。たかがCカップ相手に服を脱いだのだ。警護官相手ですら着衣だったのに。
 彩世の巨乳に一瞬怯んだ女子生徒だったが、萌美への忠誠心を優先させて、無謀にも彩世に突進していった。平均的なバストを持ち上げて。
 勝敗はあっという間についた。彩世が突進を真正面から受け止めて、女子生徒を抱き締めたのだ。そしてGカップを押しつけると弄ぶようにおっぱい相撲の真似をした。女子生徒は瞬殺されて泣きべそをかいた。
「勇気は認めるがルールは守れ。結城萌美も喜ばない」
 彩世が身体を離すと女子生徒が小さくうなずいた。

 無謀な挑戦者がブラを着け直し終わった頃、戦況はあらたな局面を迎えていた。香織のホールドを跳ね返した萌美が、再び尻餅をついた香織に飛び掛かったのだ。
 が、今度は仰向けの態勢を免れた香織。押し倒そうとする女王の攻撃を防ぐべく両手を暴れさせていた。窮鼠と猫の喧嘩みたいだった。
 また手四つを組ませると萌美が力任せに香織を押し倒し、身体を香織の頭部へと移動させた。自然、香織の両手が捻じられる恰好になる。関節の悲鳴に耐えているところに萌美の身体がのしかかってきた。《上乳四方固め》だ。
「もう許さない。逮捕されてもいいからあんたを窒息死させる。尊敬されるこの私に恥ずかしい姿をさせたんだもの、その罪は万死に値するわ」
「やれるものならやっへみなはいよ」
「死んで! ここで無様に死んで!」
 恨みのこもった攻撃は容赦がなかった。乳首を吸い返す余裕もない。
 だがさっきの縦乳四方固めより足が自由だった。香織は半端なシックスナイン状態で両足をバタつかせた。そして起死回生の反撃に出る。もし失敗すれば窒息するしかない。気絶して惨めな姿をさらすだろう。敵だらけのギャラリーの嘲笑にまみれて。

 なんとか萌美の背中に両手を回すと、香織は床を踏ん張り、ブリッジする体勢に持ち込んだ。必死でそり返ってチャンスを探る。だが女王の押さえ込みは強固だった。何度も足が滑っては仰向けに戻される。酸素が不足して意識が遠のいてきた。
(眞理子さんのために……こんな女なんかに……絶対に……負けないんだから!)
 最後の余力を振り絞って香織は抵抗した。身体が浮き上がって女王が焦る。必死で抑え込もうとするが反撃力のほうが強かった。均衡が破れて固め技が崩れる。
 香織はもんどりうって横転した萌美の上半身に馬乗りになった。そして渾身の力を込めてJカップを掴みつぶす。破裂させる覚悟だった。
「痛いんでしょ!? やめてほしかったら負けを認めて! 眞理子先輩に謝って!」
 鬼すら震える形相だった。
「なによ……こんな揉みつぶしくらい……なんでも、ない……」
「じゃあ殺してあげる。友達の前で負け犬になることね」
 香織が縦乳四方固めをやり返した。Iカップのスライム乳を押しつけて息の根を止めにかかる。全力の揉みつぶしでダメージを受けた萌美には反撃する気力がなかった。
「ま、参ったってば……わかったわよ。あんたの忠誠心が本物だって認める」
 結城萌美が香織の背中をたたいて負けを認めた。
 ギャラリーの何人かがすすり泣き始めた。

               ***

……発車を知らせるベルが鳴り響くと間もなく、扉が閉まって電車が走りだした。ゆっくりと加速していく車輌と相対するように窓外の景色が流れていく。吊革に掴まる生徒たちが揺れる。中吊り広告が宣伝するようになびいた。
 香織が結城萌美との死闘に勝利した翌日、女性専用車輌は再び聖フォレスト女学院高校が占有するところとなっていた。OLや聖ブレスト女学園高校の生徒もまじってはいるが、ほとんどが聖フォレスト女学院高校の生徒だ。勝負結果がSNSで拡散し、暗黙の席替えが起こったのだろう。

「なに考えてるの?」
 再び指定席に座れることになった眞理子が訊いた。いや、正確にはかつての指定席ではなく新たな四人掛けのシートだ。眞理子を警護するように香織、彩世、そしてもうひとりの《乳比べ四天王》である絵梨奈が座っている。
「結城さんに勝利したらちょっと虚しくなっちゃって。勝ってよかったのかなって」
 香織は窓外を眺めた。
「それは乳道戦士のポテンシャルが有り余ってる証拠よ。香織はもっと強くなりたいの。強敵と闘い続けて経験値を積んで、自分の実力を限界まで成長させたい。虚しさを感じるのは結城さんレベルを卒業したせい」
「なんかスーパーサ○ヤ人みたいですね」
 香織が物憂げに微笑んだ時、車輌がざわついた。見れば、その結城萌美がたったひとりで近づいてくる。再リベンジか、と車内が緊張した。

「結城萌美……」
 眞理子がつぶやくと萌美が両手でバツ印をつくった。不戦の意思表示だ。
「今日は闘いに来たんじゃないの。これを眞理子さんに渡したくて」
 敬称のある呼び名に全員が違和感を覚えた。萌美が手渡したのはブランドショップの紙袋だった。
「なにこれ?」
「勝負した時その……眞理子さんのブラジャーを乱暴に扱っちゃったから弁償しようかと思って――。デザインは気に入らないかもしれないけどサイズは同じだし……あの、乳道戦士どうしの仲直りっていうか」
 萌美が照れたようにそっぽを向いた。
 眞理子が包みを開けてみるとそこにはAngel Heartブランドのブラジャーが入っていた。J65。眞理子のサイズどおりだ。
「すごくかわいい。ありがと」
 萌美はそっぽを向いたまま。
「座って。これをくれるためだけに来たんじゃないんでしょう?」
「うん……実はそのとおりなの」
 気を利かせた絵梨奈が席を譲った。入れ替わりに萌美が座った。
「プライド女学院大学附属高校って知ってる?」
「知ってるわよ。隣県で一番勢いのある女子高だもの」
 香織と萌美の闘いがストリーミング中継されたように、日本全国には乳道に邁進する巨乳女子高校生が多く存在する。それはアンダーグラウンドのコミュニティかもしれないが、自分の乳房を武器として至高の座を目指している女の子が大勢いるのだ。彼女たちの矜持衝突は女子大生になっても社会人になっても続く。今ではS学生やC学生でも頭角を現す存在がいるほどだ。

「それがどうしたの?」
「昨日、私の後輩がやられた。プライド附属高校のやつらに、二人掛かりで」
「……えっ」
「あいつら越境してる。こっちに侵出してくるつもりだよ。地元は併呑し終わったから」
「それ、一大事じゃない……」
 萌美の言うプライド女学院大学附属高校は最近版図を拡大しつつある女子高だった。次々とライバル校を屈服させ、乳比べマップを塗り替え続けている。軍隊並みに統制の取れた指揮系統は乳比べ世界に変革をもたらしていた。総司令官は、たかだかFカップにもかかわらず人望と戦略に秀でた人物――確か美織とかいったはずだと眞理子は記憶を探った。
 宣戦布告と同等の事態に、香織も彩世も絵梨奈も息を呑んだ。
「だから眞理子さんに加勢を頼みたいの。聖ブレスト女学園の戦力だけじゃ太刀打ちできない。眞理子さんの軍門にくだるから援軍を送ってください、お願いします」
 萌美が深々と頭をさげた。
 プライド女学院大学附属高校が越境してくるなら、戦略上、真っ先に狙われるのは聖ブレスト女学園だ。要衝として防壁の役割を果たしているのだから。そして萌美たちが降伏することは、すなわち乳比べ世界のミリタリーバランスが崩れることを意味していた。

 ……しばらく考えていた眞理子がつと口を開いた。
「冗談じゃないわ」
「……え」
「軍門にくだるとか笑わせないで。私と結城さんは――聖フォレスト女学院高校と聖ブレスト女学園高校はこれまでずっと良いライバルだったじゃない。それをいきなり殿様とか家臣とか格付けするのはやめて。今でも対等の関係だと思ってる、私は」
「それじゃ……」
「これは主従関係の確認じゃない。対プライド附属高校戦を前にしての同盟よ。喧嘩を売ってくるなら堂々と買ってやろうじゃない。やつらが――乳比べの双璧校に勝てると思ったら大間違いよ。返り討ちにして惨めな思いをさせてやるだけ」
「眞理子さん……」
 眞理子が立ち上がり、車輌全体に声を張った。
「この場にいる全員に告ぐ! たった今、聖フォレスト女学院高校と聖ブレスト女学園高校は同盟関係を結んだ。迎え撃つのはただ一校、プライド女学院大学附属高校のみ! 各自、これまでの軋轢は水に流して敵の侵略に備えよ。乳道を目指す者は貧乳でも微乳でも戦力として歓迎する」
 途端、両校の生徒たちが堰を切ったようにLINEアドレスを交換しはじめた。本当は仲良くしたかったのかもしれない。車輌全体が士気とお喋りに満たされた。

「一騎打ちする前にまさか仲間になるとはね」
 と葛西彩世が微笑んだ。
「私も同感」
 と結城萌美が握手を求める。互いにライバル視していながら、結局は闘うことのなかったふたりは、対プライド附属高校戦で多大な戦功を収める。それは香織も同じだった。

 ――矜持と友情とが結晶し、伝説がはじまる。
 同盟関係を結んだ二校は、乳比べ史上に残る壮絶な迎撃戦を繰り広げた。


                   『矜持衝突 そして伝説へ……』了

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『矜持衝突 そして伝説へ……』 小説  Angel Heart  - 21/6/9(水) 14:43 -

    妄想寄稿『矜持衝突 そして伝説へ……』(前編)

 改札口へ続くエスカレーターに乗ると、瀬名香織は友人から届いたLINEを読み返した。夏服のブラウスを盛り上げる爆乳と透けている黒いブラジャー、それに膝上数十センチにまで上げられたスカートを見れば、誰だって盗撮したくなるだろう。けれど香織はそんな疚(やま)しい企みすら失せさせるほど殺気を漂わせていた。

 既読>萌美先輩なら8時2分の電車に乗るよ。いつも三両目。けどなんで?
 既読>7時47分じゃなくて?
 既読>その電車に乗ったのは生徒会の仕事があったからみたい。あ……。
 既読>ごめん、私、先輩の仇はとらないといけないから。

 友人から届いた返信には知りたい情報がコンパクトに詰め込まれていた。結城萌美は8時2分発の電車の、しかも三両目に乗り込む。吉良上野介がいつ茶会を開くか知ったような、敵討ちのための絶対情報だった。
 ……香織の尊敬する丹羽眞理子が結城萌美に乳比べで負けたのは一週間前のことだ。転校生である自分を快く受け入れ、乳道(ちちどう)の志士としてのポテンシャルを見出してくれたことに香織は心から感謝していた。前の学校では「Iカップだからって調子に乗ってさ……」と理不尽な迫害に遭ってばかりいたのだから。
 眞理子が敗北したのは、香織には自分のことのように衝撃だった。絶対に負けない、《乳比べクイーン》の座に居続けるだろうと信じていた先輩が惨めな結末を迎えたのだ。結城萌美に圧死寸前まで追い込まれ、ブラジャーを戦利品に獲られたという。車両の占有率が聖フォレスト女学院から聖ブレスト女学園に移ったのもそのせいだと言われる。
 けれど香織は現状に甘んじるつもりはなかった。敬愛する先輩の仇を取り、再び車輌の占有率を母校に戻すつもりだ。それが、自分の存在価値を認めてくれた先輩への恩返しだと思うから。

「眞理子先輩」
 ホームでひとりぽつねんと佇む先輩に香織は声をかけた。
「香織か。おはよ」
「おはようございます」
 ふたりの間に意味深な沈黙が流れる。女子高生であふれる電車が走り去ってゆくが、それに眞理子が乗れない心理は、香織は痛いほど承知していた。
「結城萌美、いつもは次の電車に乗るんだそうです」
「え?」
「ブレスト女学園にいる友達から聞きました。眞理子先輩と闘った時は、生徒会の仕事か何かで、偶然、一本だけ早い電車に乗ってたんだそうです」
 突然、何を言いだすのだろう。そんな怪訝そうな表情が眞理子に浮かんだ。
「だから今日は、次の電車に乗ればあの女に会えます」
「香織……?」
「眞理子先輩の仇、私が取ってきます」
 途端、敬愛する女王の唇が震えた。滲む涙をごまかすように俯いた。
「ごめん……香織」
「そんな情けない顔しないでくださいよ。眞理子先輩はもっと堂々としてなくちゃ」
 茶化すような言葉でふたりの間に笑みが戻り、他愛のない会話が続いた。
 やがて8時2分発の電車がホームに滑り込んでくる。
「じゃあ学校で待ってます。あの女のブラを戦利品に」
 戦闘態勢を整えた香織が眞理子に微笑んだ。
 ありがとう、と大好きな先輩がささやいたように思えた。

 香織が電車に乗り込んだ途端、三両目の空気が一瞬で重くなった。
(……何こいつ?)
(ここ聖ブレスト女学園専用の車輌なんだけど?)
(ひょっとして萌美先輩に勝負挑むつもりとか……?)
 満員の車輌が白眼視に満ちる。かろうじて乗車できた聖フォレスト女学院の生徒たちは居心地が悪そうに身を縮めていた。
 進路をわざとふさいできた女子生徒に向かい、香織は鋭い眼光を放った。
「どいて」
「あんた丹羽眞理子の後輩でしょ? 知ってるわよ」
「雑魚に用はないの。私が会いたいのは結城萌美だけ」
「きゃあ」
 一瞬でIカップで突き倒し、女子生徒を転倒させる。貧乳が爆乳に勝てるわけがない。
「静かにしなさい。私たちが占有率を占めてるからって、ここは公共の場所なの。ちゃんとルールは守って。じゃないと聖ブレスト女学園の品位が落ちるでしょう」
 気品ある口調でたしなめたのは他ならぬ結城萌美だった。
「あんたが結城萌美ね」
 四人掛けのシートに結城萌美は座っていた。彼女を警護するように三人の女子生徒が腰掛けている。もちろん全員が聖ブレスト女学園の生徒だ。
 ベルが鳴り、電車がゆっくりと走りだした。
「そうだけど、あなた誰?」
「私は瀬名香織。眞理子先輩の後輩よ」
「眞理子? ああ、あのJカップの面汚しか」
 クスクスと周囲に嘲笑がもれる。
「先輩の敵討ちにきたの。私と勝負して」
「今日は闘う気ゼロなんだよね……百年経ったらまた来てよ」
 ゼミロングの髪をいじりながら結城萌美が言った。
「怖いのね。自分より貧乳に負けるのが」
「怖いっていうかただ面倒くさいだけ。『先輩のために闘います!』とか安っぽい忠誠心見せないでくれる? 古くさい仇討ちドラマはあさってでやって」
 しっしと手を振られ、香織の憤慨ゲージが跳ねあがった。いったい、この女をどう挑発すれば乳比べに持ち込めるのか。

「ところで……ぺちゃパイ連中を警護に従えてるなんて随分なご身分ね」
 香織は攻撃の矛先を変えた。萌美より自制心のない取り巻き連中が色めき立つ。
「今何て言った?」
「だからぺちゃパイだって言ったの。聞こえなかったなら何度でも言ってあげるわ。ぺちゃパイ、ぺちゃパイ、このぺちゃパイ」
 ショートヘアの、負けん気が強そうな女子生徒が立ち上がった。結城萌美を警護する役割ゆえ、彼女たちもそれなりに巨乳だ。ぺちゃパイと罵られて自尊心が傷ついたらしい。
「あんたなんか萌美さんが相手するまでもないわ。私が屠(ほふ)ってあげるから掛かってきなさいよ。どうせ私と同じGカップ程度でしょ」
「真緒。落ち着きなさい。その女はIカップよ。ブラウス越しに見てわかるでしょう」
「あ、Iカップ……」
 真緒と呼ばれた生徒が怯んだ。
「どうするの? 威勢よく吠えた手前、まさか不戦敗なんて無様な真似しないでしょうね。私こそあんたを屠ってやるから勝負しなさいよ。結城萌美と闘う前のいいウォーミングアップになるわ」
 一触即発の空気に車輌が沈黙する。
 ……ガタン、ゴトンと速度を増していく電車の中で、人混みを掻きわけてきた女子生徒がいた。真っ白なブラウスにギンガムチェックのミニスカート――聖フォレスト女学院高校の生徒だ。果し合いの空気を察知して駆けつけたらしい。
「香織。雑魚は私にまかせて。あんたは結城萌美との勝負だけに集中して」
「彩世先輩」
 眞理子の腹心であり同校《乳比べ四天王》のひとりである葛西彩世だった。
「葛西彩世……!」
 結城萌美の表情が一変した。その存在に一目置いていたらしい。
「乳道の志士として正式にお願いするわ。私があんたの取り巻き連中に勝ったなら、正々堂々と香織の挑戦を受けてあげて。仇討ちは誰にも邪魔する権利はない――それが乳道のルールよね」
「言わずもがなよ。葛西彩世の嘆願、確かに聞き届けたわ」

「まずはこのショートヘアのお嬢さんで、次にそこのちょいぽちゃ警護官さん。そのあとでEカップさんを葬る感じかしら」
 余裕綽々のていで彩世が微笑んだ。
「そう上手く運べばいいけどね……ハ!」
 真緒がいきなりブラウスを脱ぎ、ブラジャーを取り去って美巨乳をさらした。戦力の逐次投入ではなく最初から全軍を送るつもりだ。
 戦術的には正しいが戦法的に間違っている。ブラウスとブラジャーを脱いだせいで防御力がさがるのだ。そのミスを衝いて彩世がおっぱい相撲に持ち込んだ。
「馬鹿な女」
 ……何してるのもう、と萌美も呆れ顔だ。
 彩世のGカップと真緒のGカップが正面からぶつかりあう。彩世のバストが強靭な張りを有しているのに対し、真緒のそれはスライムのような柔軟性を有していた。ビキニ痕がくっきりと残っている。
「警護官さんの力ってこの程度なの? 大言壮語を吐いてた割に貧弱なのね。もう潰されちゃってるじゃない」
「受け止めてるだけよ。そんなこともわかんないの?」
 確かに真緒は攻撃を受け止めていたが、いかんせん乳道の練度に差がありすぎた。彩世がぐいぐいと押し込むと真緒の両乳房がぺちゃんこに潰されたのだ。今にもパンクしそうなほどに。
 しかたなく真緒が戦法を変えた。彩世とがっちり両手を組んで腕力に訴えたのだ。手四つなら多少の自信があった。相手を組み伏せてしまえば劣勢を挽回できる。
 ……はずだったが。
「素人ね。乳比べの手四つはこうするのよ」
 組まれた手を彩世が左右に大きく広げた。途端、ふたつのGカップが再びぶつかりあい、おっぱい相撲が再開される。腕力を誇示しあうプロレスとは違い、乳比べではおっぱいどうしがぶつかることが前提なのだ。真緒はそれを失念していた。
「早くギブアップしなさい。本気で潰すわよ」
 ぐりぐりとGカップが押しつけられ、真緒の乳房が左右に振られる。張りの強い圧迫にスライム乳が悲鳴をあげた。激痛が走り、恥辱まみれで乳首が立つ。あっという間に戦意が喪失していった。
「わ、わかったわよ。私の負けだってば」
「口ほどにもない。頼もしい警護官がついてて羨ましいわね、結城萌美」
 キッと結城萌美の美貌が引き攣った。

 緒戦からの実力差に三両目が静まり返る。葛西彩世はブラウスを脱ぐことすらなく、結城萌美の側近を屠ったのだ。この女に勝てるんだろうか……萌美先輩はひょっとして勝負するはめになるの? そんな不穏な空気が広がる。戦利品として奪われるべき真緒のブラジャーも、彩世から返品されたことでなおさら屈辱をあおられた。真緒がそそくさとブラジャーを着け直し、萌美に頭をさげる姿が痛々しい。
「次はちょいぽちゃ警護官さんの番よね?」
 ぶんぶんとかぶりを振り、ちょいぽちゃ警護官が不戦敗の意思を示す。真緒との闘いを見て勝てる気がしなくなったのだろう。
「Eカップさんは?」
 ――無言。矜持を示すべきか現実を受け入れるべきか悩んでいるのだ。
「情けない」
 つぶやいたのは結城萌美だった。流れてゆく車窓の景色を眺めている。
「約束よ。あんたの取り巻き連中に勝ったんだから香織の挑戦を受けてあげて」
「望むところだわ。このまま退散するわけにもいかないし。返り討ちにしてあげる」
 結城萌美がスッと立ち上がるとギャラリーが後ずさった。決闘の開始を報せるLINEが飛び交い、三両目が戦場と化す。肩身の狭い思いをしていた聖フォレスト女学院高校の生徒たちがほくそ笑んで、香織の勝利を祈った。
「……全力で闘っても勝てないかもしれないわよ、あの女」
「わかってます。けど眞理子先輩のためなら討死にするのも本望ですから」
「頑張って。邪魔する奴らは私が牽制してる」
 すれ違いざまにささやき合うと、香織と彩世は臨戦態勢をあらたにした。香織は結城萌美と矜持をぶつけ合うために、彩世は邪魔する連中を威嚇するために。

 ……電車が次の駅に到着し、乗降後に再び走り始めると間もなく、敗けられない闘いの火蓋が切って落とされた。
「聖フォレスト女学院高校、瀬名香織。結城萌美にあらためて挑戦状をたたきつけます。あなたの下着(みしるし)を頂戴して、敬愛する丹羽眞理子先輩の慰めとするために」
「敵討ちの挑戦状、確かに承ったわ。乳道の志士として正々堂々と勝負しましょう。くだらない先輩愛がどれだけ惨めか教えてあげる」
 結城萌美は余裕をたたえていた。挑発するような言葉を述べながら緻密な戦術思考を回転させている。香織をどう斃すか計算しているのだ。生半可な覚悟で萌美に勝負を挑んだとしたら、その殺気だけで降参してしまうだろう。
 ――けれど香織にもプランがあった。結城萌美の戦歴を分析した結果だ。萌美は胸をなじられることに弱く、また一気に形勢を有利にしようとする傾向がある。つまり理性的ではなく感情に流されやすいのだ。その点を衝けば充分に勝てる目算があった。結城萌美は、瀬名香織などという無名の志士の戦歴など分析していないだろうから。
「97センチのIカップ」
「98センチのJカップ」
 たがいにバストサイズを宣告する。卑怯な真似はしないという、いわば武士どうしの名乗りあいだ。アンダーの差でカップサイズに違いはあるものの、香織と萌美のバストはほぼ互角といってよかった。

「先輩思いの後輩さんはどんな闘いがお望みなのかしら? おっぱい相撲? おっぱいボクシング? それともキャットファイト? リクエストに応えてあげるからなんでも言ってごらんなさい」
 両腕を組んだ結城萌美は上から目線だ。胸の谷間が圧巻だった。
「ブラジャー交換を。名だたる結城萌美の下着を試着できれば乳道の志士としてこれ以上の栄誉はないわ。ひきちぎって戦利品にしてあげる」
「一回戦としてはまあ妥当ね。……いいわ、着けさせてあげる」
《ブラジャー交換》は主にふたつの目的でおこなわれる。対戦者どうしのバストサイズが互角の場合、相手のブラジャーを先に破壊して優勢を勝ち取る目的がひとつ。
 逆に対戦者どうしのバストサイズに差がある場合、巨乳のほうが貧乳を嘲ってプライドを打ち砕く意図がある。nao≠ネる先駆者が考案した勝負方法と言われているが、詳細は乳道戦士のあいだでも不明だ。

 当然、今回は互角の者どうしの交換戦。Iカップ対Jカップなので、どちらが先にホックを弾き飛ばしてもその迫力は壮絶になるだろう。
 たがいに相手を睨みつつ夏服を脱いでゆく。ブラウスが脱ぎ捨てられてあらわになる黒いブラジャーと花柄のブラジャー。どちらもメロン級の大きさだ。ギャラリーの間から羨望のため息がもれる。不運にも居合わせてしまったOLも言葉を失っていた。
 ふたりが躊躇なくブラジャーを取り去っていく。
「Angel Heartブランドのオーダーメイドブラよ」
「奇遇ね。私も今日はAngel Heartブランドなの」
 Iカップ以上ともなると既製品に理想のデザインを探すのは難しいのだろう。香織も萌美も特注のブラジャーを身に着けていた。それはすなわち、自分のバスト以外にフィットしない下着を交換しあうということ。
「ふうん……これがあなたの勝負下着ね」
 受け取った香織の黒ブラを蔑むように眺め、萌美が早速試着しはじめた。
 ストラップに腕を通して乳房をカップで包み、後ろ手で三段ホックを留める。萌美のバストは柔らかさと弾力性が絶妙に釣りあったふくらみだ。若さを誇るようにU字型に発育している。乳房をもう一度カップに押し込んだのはポジションを整えるためだろうか、それとも窮屈さをアピールするためだろうか。
「着け心地は悪くないわね。地味で女子高生っぽくないけど」
「あなたのはかわいいわ」
 香織も試着した。まず三段ホックを正面で留めてぐるりと半回転させる。それからストラップに腕を通してカップに乳房を収めた。収納とポジション調整を同時におこなうのでどうしても前屈みになる。ロケット型のIカップが豪快にたわんでいた。
「ちょっときついけど」
 香織のIカップは斜め上に突きだしている。萌美のブラを自然と押し破る恰好だ。勝てるかもしれない――香織は思った。
 けれど結城萌美も負けてはいない。柔軟性のある乳房が香織のブラジャーに適応し、カップを埋め尽くしているのだ。弾力性にも物を言わせてひきちぎりに掛かっている。
(さすがね)
 ブラジャー交換だけで勝敗が決するとは思っていない。香織も渾身の力を込めてホックを弾き飛ばしにかかった。めりめりと生地が悲鳴をあげ、留め金が疲労しはじめる。ギャラリーが息を呑んだ。ばちんっ、とここでブラを破壊できれば理想的なのだけれど。

 ……やがて一分ほど交換戦を繰り広げた末、どちらからともなく引き分けを認めた。
「よく耐えたじゃない、あなたの勝負下着。一応、褒めてあげる」
 予想外と言わんばかりに萌美が肩を竦めた。
「あなたのブラこそ頑丈よ……と言いたいところだけど、これ戦利品にもらっていくつもりだから借りたままでいいかしら?」
「言ってれば? 最後に泣きを見るのはあんたのほうよ」
「私が嗤(わら)う結末なんだけど」
 おもむろに、香織が結城萌美のバストを鷲掴んだ。萌美も負けじと掴み返す。《揉みつぶし対決》だ。ただひたすらに揉みまくって相手の降参を迫る。愛撫ではないのでもちろん遠慮がない。まるで相手の乳房が握力計でもあるかのように。
「……スライム系のおっぱいね。思ってた以上に重たいわ」
 萌美が香織のバストを揉みくちゃにする。
「あんたのは弾力が強いのね。垂れさがってもいないし」
「乳道の神様に愛されてる徴(しるし)なの。身の程知らずの肉塊とはわけが違うわ」
「そういう割には手が辛そうだけど? 腱鞘炎になる前にギブアップしたら?」
 香織の乳房には果てしない重量感がある。鷲掴む萌美の手がそれゆえ難儀を強いられていた。どんなに力いっぱい揉みくちゃにしても、Iカップが変幻自在に形を変え攻撃を受け止めるのだ。重圧が萌美の手首にかかって疲労感が蓄積していく。
「ふざけないで」
 萌美が最大限の握力で揉みつぶした。
(……っ!)
「痛いの? 痛いなら素直に叫べばいい。不遜な挑戦には目を瞑ってあげる」
「冗談じゃない!」
 香織も握り返した。
 容赦のないつぶし合いにブラジャーが上へとずれていく。次のラウンドへと自然に移行させたのだ。ふたつの爆乳がこぼれ出て直接の握り合いになった。
 ギャラリーの何人かがスマートフォンで撮影していた。ストリーミング中継で動画サイトにアップしているのだ。狭い車輌での闘いが、全国の乳道戦士たちもが固唾を呑む勝負と変わっていた。

                            (後編に続く)

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『矜持衝突』改訂版・続編 小説  Angel Heart  - 21/6/9(水) 14:02 -

      妄想寄稿『矜持衝突・改訂版』

 エアブレーキの音が響き、構内アナウンスが流れるとすぐ電車のドアが開いた。
 眞理子は降車する数人の乗客と入れ違いに車内に乗り込み、いつものように指定席に向かった。時間帯が通勤・通学ラッシュ時とはいえ、聖フォレスト女学院高校で皆から崇敬されている彼女は、暗黙の了解で空けられたシートに腰を据えることができるのだ。それは乗客の九割が同じ学校の生徒で占められる女性専用車両ゆえの特権だった。
「おはようございます」
「おはよ」
「眞理子先輩、おはようございます」
「おはよ」
 会釈と共に次々と後輩から掛けられる言葉に、眞理子はいちいち返事をした。
 崇敬される人間は不遜であってはならない――。眞理子はそれを自戒としていた。たとえ《乳比べ勝利数》のランキング王者だとしても、その地位に胡坐(あぐら)をかいていてはいずれ人望を失う。尊大になった覇者が自滅していった例は歴史上無数にあるのだ。
 数十名の女子高生で埋まる車両。デオドラントの香りが立ち込める車内。
 だが眞理子は、自動的に通り道がつくられていく人ごみを進みながら、普段とは違う空気を感じていた。指定席に向かってゆくなかで、次第に後輩たちの声が弱まり、何かに怯えているような印象を受けたのだ。まるで自分だけが何も知らされていないかのように。
 答えがわかったのは指定席のある横掛けのシートに辿り着いた時だった。

「……で、これがその時に撮った写真。結構かっこいいでしょ?」
「嘘!? こんなイケメンが来るってわかってたら、私もカラオケ行ったのに」
 眞理子が座るべきはずの座席に、違う制服を着た女子生徒が座っていた。
「ねえ、ちょっと」
「この人とは一応、アドレスも交換して何回かLINEもやってて」
「聞こえてんの? あんたに言ってんだけど」
 眞理子の語気がふと強くなった。後輩や友人たちが見ている手前、無視されたことに軽く自尊心が傷ついたのだ。聖ブレスト女学園高校の制服を着た生徒がやっと眞理子の存在に気づいた。
「え? なに? 私?」
「その席、私が座る場所なんだけど。どいてくれない?」
「……は? いきなり意味わかんないし。『どけ』だって」
 眞理子はムッとした。車内に険悪なムードが漂い始める。
「そこって私がいつも座ってる席なの。邪魔だからどいてってば」
「そんなこと言われてもさ、別に聖フォレスト女学院専用とか書いてないじゃん。座りたかったら他の場所に行けば?」
 眞理子の矜持が傷ついた。相手が同じ学校の生徒なら、非礼を詫びて彼女に席を譲るところだ。が、セミロングの女はいっこうに席を譲らない。それどころか眞理子の存在など意に介さないように、目線すら合わせなかった。眞理子が聖フォレスト女学院の《比べっこクイーン》だとしても、それが他校には通じない証だ。
 眞理子は鋭い視線で女を見おろした。
「どけって言ってんのが聞こえないの? 貧乳」
 反応したセミロングが眞理子を睨み返す。
「そんなにどいて欲しかったらそれなりの頼み方ってあるんじゃない? いきなり『どけ』とか『私の席だ』とかって、あんた何様のつもり?」
 険悪な空気が一気に拡大する。ベルが鳴って電車が走り出した。
「ブレスト学園の連中に礼儀なんて要らないの。ここは私の座席。学校中から崇敬される人間の指定席なの。つべこべ言ってないで早くどいて。このぺちゃパイ」
 胸をなじられることが女の沸点だったらしい。吊革に掴まって立ち上がると臆することなく眞理子と対峙した。膝に抱えていたバッグがよけられてみれば、眞理子並みに盛り上がるブラウス。

「ひょっとしてあんたが丹羽眞理子?」
「だからなによ」
 相手の口から自分の名前が出たことに、眞理子は一瞬だけ戸惑った。
「一度会ってみたいと思ってたけど、まさかこんな場所で遭うとは思わなかったわ。みんなから尊敬される比べっこ四天王さんなら知ってるわよね。結城萌美って名前」
 車両中がざわついた。結城萌美といえば、聖フォレスト女学院高校にもその名が響き渡る、聖ブレスト女学園高校の比べっこクイーンだ。女学院ほど厳密な格付けはないものの、それでも女子高ゆえのランキング校風が聖ブレスト女学園にも存在する。部活の対戦相手、学校の保健医、ランジェリーショップの店員、OL、そして聖フォレスト女学院の生徒――と、結城萌美が斃した巨乳は数え切れなかった。隠密裏に勝利を稼いでゆく強敵の存在に《比べっこ四天王》たちは密かな脅威を感じていた。
「その顔だと知ってるみたいね。……私がその結城萌美。たった今、聖フォレスト女学院の比べっこ四天王に挑戦状をたたきつけたところ」
「それってここで勝負するっていう意味かしら?」
「それ以外の意味に聞こえたのなら、あんたの国語力が皆無っていう証拠ね。巨乳の威厳が傷つくから馬鹿はもっと勉強して」
 聖フォレスト女学院の生徒たちが息を呑む。眞理子に対してこれだけの口が利ける女を見たことがなかったからだ。
 宣戦布告の急報を知らせる伝令が数人、他の車両に移動し始めた。
「馬鹿はそっちでしょ? さっきから聞いてればイケメンだとかLINEだとかコンパごっこに盛り上がったりして。おっぱいを餌に男を釣ると同輩の品位が傷つくから、お願いだから死んで」
「それって嫉妬? もしかして比べっこ四天王さんって彼氏なしなの? モデル並みの美人だってもてはやされてるくせに」
 打てば響く問答に眞理子の矜持が挑発されてゆく。
 彼氏なしの劣等感をなじられ、思わず眞理子は激昂した。
「私のJカップに相応しいのはそれなりの男だけよ」
「Jカップはあんただけの特権じゃないってば!」

 唐突にぶつかる二つのJカップ。眞理子が胸を張ると同時に萌美もバストを強調したのだ。互いにフルカップを透けブラさせながら、ブラウス越しにふくらみを押しつけあう。
 盛り上がったブラウスがあっという間に凹み、巨大な乳房が力学の法則に従った。眞理子が押せば萌美が押し返し、萌美が押せば眞理子が押し返した。
 作用・反作用の法則に従い、ふたつのJカップが潰し、潰されあう。
「口ほどにもないわね。あんたの胸、ほんとにJカップなの?」
「あんたこそ四天王なんか返上しなさいよ! こんな貧弱な胸なんだから!」
 吊革から手を放した萌美が、全体重をJカップにのせて眞理子を押す。
 眞理子はその圧力を返り討ちするように、思いっきりバストを前に出した。
 がっぷりよつのおっぱい相撲は埒が明かない。互いに胸を押しつけ合えば押しつけ合うほど、ブラジャーがズレてゆくのが透けて見えるだけだ。
 車窓の外で景色が流れてゆき、生徒たちが勝負の行方を見守る。
「カップは同じでもトップサイズは私の方が大きいの」
「なによ。私の胸囲なんか知らないくせに!」
 ぶちっ……ぱちんっ、ばちっ……と、ふたりのブラウスからボタンが弾け飛んだ。純粋なトップサイズだけを競うように、眞理子と萌美が最大限に胸を張ったのだ。それは爆乳ゆえにできる示威行動だった。
 ボタンが吹っ飛んだブラウスの隙間から、眞理子の豊満なバストと花柄のブラが、萌美の深すぎる谷間と淡いピンク色のブラが覗き見える。
 成長期のプライドを賭けた女同士の戦い――。
「シンプルで清楚なブラね。ブレスト学園の女って言ったら、もっと派手で遊んでるイメージがあったんだけど」
「あんたこそ花柄なんてかわいいじゃない。男の目を気にしていつも勝負下着なんだ」
 毒のこもった褒めあい。第2ラウンドの始まりだ。おっぱい相撲で勝敗がつかなかった場合、相手を褒め称えたうえで挑発することがある。

「Angel Heartブランドのオーダーメイドブラ、J70」
「Forest of Breastブランドのオーダーメイドブラ、J65」
 ボタンが弾け飛んだブラウスを脱ぎ、互いにブラのメーカーとサイズを言い合う。これもルールだ。正々堂々と決着をつけるため、サイズは正直に伝える。言わば合戦における武士どうしの名乗り合い。卑怯な真似はしない、と。
 ふたりは背中に手を回して三段ホックを外すと、巨大なフルカップを取り去った。
 どちらも大きくU字型に垂れさがるバスト。眞理子のそれは重たく柔らかそうな印象を与え、萌美のそれは色白で張りと弾力のある印象を与えた。眞理子のJカップが圧殺に特化した爆乳なら、萌美のJカップはおっぱいボクシングに特化したバストだった。
「四天王の頂点に立つランキング王者さんなら、当然、こんなことは朝飯前よね?」
 左右の乳房を持ち上げた萌美が、自らの乳首を交互に舐める。《セルフ舐め》という、爆乳ゆえに可能な基本技で、相手の技量を測る意味合いがある。
 眞理子も重たげな乳房を持ち上げる。
「馬鹿にしないで。セルフ舐めくらいなんでもないわ。れろれろれろ。ちゅぱっ」
「両方の乳首を同時に舐められるの? れろれろ、ちゅぱっ、ちゅぱっ」
「あんたみたいに俯かなくてもできるわよ。おっぱいを手前に折り返せば届くんだもの」
 れろれろ……ぺろぺろと、眞理子は掴んだ乳房を折り曲げて平然と乳首を吸った。萌美のように顔を俯けなくても、真正面を向いたままセルフ舐めができる。
 貧乳にとっては不可能な、けれど爆乳にとって基本的な特技の応酬を、周りの生徒たちは驚愕と羨望の眼差しで見つめていた。

 宣戦布告の急報を聞いた野次馬たちが、人ごみを掻き分けて車両に殺到する。
「セルフ舐めなんてつまんないわ。あんたがほんとにブレスト学園の比べっこクイーンなら、もちろん、両方の乳首を擦り合わせられるんでしょ?」
「当然よ。見下してもらっちゃ困るわ」
 眞理子の挑発に乗るように、萌美は持ち上げた乳房を内側に折り、左右の突起を擦り合わせた。自らの乳首で自らの乳首を刺激する《セルフ合わせ》だ。
 が、いかんせん張りと弾力が強いためか、重ね合わせるのに少し手間取る。
「慣れてないみたいね。自信たっぷりの口振りだったくせに」
「ここまでの対決に持ち込む前に、大抵の挑戦者は私に白旗を揚げてたから。セルフ合わせに慣れてるなんて、逆にいえばあんたの胸が貧弱な証拠でしょ?」
「減らず口を! ほんとのセルフ合わせはこうやるのよっ!」
 萌美の逆挑発に乗せられた眞理子が、持ち上げた乳房を折って乳首を擦り合わせた。
 くすんだ桜色の突起が激しく擦れ合い、その音すら聞こえそうな勢いだった。
 萌美が一瞬だけ怯み、眞理子の高速セルフ合わせに目を見開く。
 わずかに眞理子がポイントを稼いだ。しかし圧倒的な差ではない。
「乳首立ってんじゃないの! セルフ合わせで!」
 むにゅっ、と、いきなり萌美が眞理子のバストに向け、張りと弾力のある乳房を押しつけた。現役女子高生のふくらみが押しつけ合わされ、若い盛り上がりが柔らかそうに潰される。
 ――第3ラウンド。生乳と矜持とが衝突し、第1ラウンドより激しい攻防が繰り広げられる。直に乳首が触れ合うおっぱいレスリングでは間違っても乳首を立たせてはいけない。それは相手の攻撃に屈した証拠であり、かつ自分の胸が貧弱な証拠なのだから。
 声を殺して見守る野次馬たちのなかで、比べっこ女王の冠を戴くふたりの覇者は、互いのプライドを賭けて頂上決戦を加速させた。

「ほら……張りのあるJカップって押しつけられると痛いでしょ? あんたの胸、私のバストに潰されてるわよ。やせ我慢してないで早く『痛い』って叫んだら?」
「笑わせないで。私のJカップは柔らかいの。潰されてるんじゃなくて受け止めてるだけよ」
 萌美が美白の爆乳を押しつけると、眞理子は少し顔を顰めてそれを押し返した。
 正直なところ、萌美の張りと弾力は強い。プリンにマシュマロがあてられているような感覚があった。けれど迂闊に「痛い」と叫んではそこで勝負は終わりだ。比べっこ女王の威厳は引き裂かれ、眞理子は過去の偉人になるだろう。それだけは許せなかった。
「往生際が悪いのね。さっさと負けを認めれば楽になれるのに」
 自分の優位を悟った萌美が意図的に左右の乳首を眞理子のそれに合わせる。敏感な突起を攻撃することで、ポイントの差を一気に広げようとしたのだ。
 現役女子高生の乳首どうしが擦れ合い、互いの神経に電流が走る。性感体を真っ向から攻める乳首合わせはハイリスク・ハイリターンの勝負技だ。相手が乳首を立たせれば一気にポイントが稼げ、反対に自分が乳首を立たせてしまえば一気に差を縮められてしまう。
 萌美はその危険な賭けに出た。
 しかしそれは眞理子の戦術範疇だった。
「素人ね。それでも優位に立ったつもり?」
「何がよ!」
「経験値が低いくせに、いきなり乳首合わせしてくるなんてあんた馬鹿じゃないの? 私のバストは何度も修羅場をくぐり抜けてるの。貧乳相手に勝ち続けて自惚れるあんたの胸と違って、私のJカップは比べ勝負に順応してる。乳首合わせで突起しない冷静さと、男に抱かれた時に突起する感度を使い分けられるのよ。あんたの攻撃なんかなんでもないわ。――ほら、その証拠に乳首が立ってきてるのはどっちかしら?」
 張りのあるバストに圧されているはずのふくらみは、依然として平静さを保っていた。
 一方で優位に奢った萌美の乳首は、いつの間にかつんと上を向き始めている。
 萌美の頬が引き攣った。
 野次馬たちが無言のエールを眞理子に送った。

 激昂した萌美が左右の乳房を持ち上げ、眞理子の左胸を挟んだ。
 眞理子も萌美の左胸を挟み、ありったけの力を振り絞って相手のJカップを潰す。
 歯車がかみ合うような爆乳の挟み合い。文字通りのパイ挟みと言っていい。
 おっぱいがおっぱいを挟み、乳房が乳房を挟んだ。真正面から押しつけ合うより痛覚に訴える。愛撫ではないからつねられる感覚に近いのだ。
「それでも潰してるつもりっ……!」
「これからが本気よ!」
 ふたりの顔は拮抗する痛みに歪んでいた。相手のJカップを圧迫すればするほど、跳ね返ってくる圧力は大きくなる。二次性徴のあの痛みを――ふくらみかけの胸を押された時のあの痛みを、何倍にも何十倍にも増幅させたような激痛が続いた。
 眞理子が乳房を交互に揺すって摩擦すれば、萌美も同様の方法で報復する。
 車内はしんと静まり返っていた。誰もが壮絶な光景に気圧(けお)されていた。

 やがてJカップどうしのパイズリ合いは小康状態に陥り、どちらからともなく乳房を振るった。体を大きく捻った勢いで放たれた乳房が、遠心力を味方につけて衝突する。
 ばちんぃッ! バチぃぃん――っ!!
 Jカップのおっぱいボクシングは途轍もない迫力だった。もはや凶器と化した乳房が互いのそれを引っぱたき合い、乾いた音が車両中に響き渡る。
 眞理子のやわらかなバストが弾性力を誇示すれば、張りのある萌美のふくらみは運動エネルギーを主張した。巨大な水風船どうしをぶつけ合っているようだ。
「あんたのバストなんか!」
「早く『痛い』って喚きなさいってば!」
 ばちんぃッ! バチぃぃん――っ!!
 眞理子の乳房が波打つ。萌美の爆乳が揺れた。
 渾身の力を込めた何往復ものぶつかり合いで、ふたりの乳房が赤く脹れ始める。すれ違いざまに時折ぶつかる乳首どうしが、強烈な摩擦感に耐えられず硬く突起していた。
 それでも女王の冠を戴くふたりの覇者は、己のプライドに賭けて一歩も引かない。この勝負は学校の名誉を賭した一騎打ちなのだ。ランキング王者としての責任感と自尊心とが敗北という文字を認めない。
「これでどうっ!」
 勢いよく体を捻った反動を利用し、眞理子が最大の遠心力を込めてJカップを振るう。
 しかし萌美がふと返り討ちをやめて上体を後方にそらした。
(あっ……)
 と思う間もなく、弧を描いて振り回された眞理子の爆乳が空を切った。
 そのままバランスを崩して転びそうになる。
「馬鹿な女!」
 一瞬の隙をついて、萌美が体勢を崩す眞理子に襲い掛かった。
 脹れた乳房を持ち上げてライバルの顔に飛びついたのだ。
 フォレスト女学院の生徒たちが悲鳴を上げた。
 満員電車の人ごみに眞理子が倒れ込んだ。
「いつまでもおっぱいボクシングに付き合うと思ったら大間違いよ!」
「んんむ……ぐむむ……んんっ……!」
 通路を埋める後輩の体に尻餅をつくように、眞理子は体勢を崩している。
 萌美はそんな相手に問答無用で爆乳を押しつけた。
 美人ともてはやされる比べっこ王者の顔が深い谷間で苦しそうに歪む。周りの女子生徒たちは為すすべもなく混乱するだけだった。尊敬する女王がこれほど無残な姿を晒していることが現実とは思えないのだ。
 萌美もなりふり構ってはいられない。制服のスカートからパンツを見せた。太股も足もお尻も全部見せた。
「さっさとギブアップしなさいよっ。あんたなんか四天王の座に居られるほど強くないんだから」
「んんむ……ぐむむ……んんっ……!」
「ほら。早く負けを認めないと死ぬわよ」
 ぐりぐりと乳房を押しつける萌美。その目は負けん気を超えて殺気立っていた。
 眞理子が張りのあるふくらみから逃れようと、必死で顔を背ける。

「眞理子先輩!」
 やがていても立ってもいられなくなったのか、壮絶な闘いを見守っていた女子生徒のひとりが自らブラウスを脱いで加勢しようとした。余裕で平均値を超える巨乳を晒し、真剣な表情で飛びかかろうとしている。
 けれど眞理子は、そんな助太刀を一喝して拒んだ。
「ほっといて! あんたのFカップなんか邪魔なだけよ! これは私とこの女との勝負なんだから、余計な真似はしないで!」
 言葉を失う女子生徒。
フォレスト女学院の生徒たちがどよめいた。
 自分たちが尊敬する女王が、ライバルの谷間を押し退けて立ち上がったのだ。
 ガタン……ゴトン……と、等速で揺れる電車が長いトンネルに入り、萌美をシートに突き飛ばす眞理子の姿が車窓に映った。
 不意の反撃を食らったブレスト女学園のクイーンが座席に座り込んだ。
「圧殺なら私の方が上よ。フォレスト女学院のランキング王者を舐めないで」
「んんむむんぐ……んんむ……んぐむぐ――!」
 圧殺に特化したJカップと車窓とに顔を挟まれ、セミロングの爆乳美少女は声にならない声を上げた。
 のけぞったり顔を背けたりして窒息から逃れようとするが、眞理子の乳房は半端な容積じゃない。萌美の顔面を容赦なく潰し、視界をことごとく奪った。それは男なら幸せな時間でも、プライドを賭けた闘いでは屈辱の時間だった。
 完全アウェイの萌美が、秘めた力を一気に爆発させる。
「こ、こんな圧殺なんて――!」
 きゃあっ! と、再びギャラリーたちが悲鳴を上げた。萌美が眞理子を突き飛ばしたのだ。
 後方に吹っ飛ばされた女王を後輩たちが抱きとめる。
 萌美が眞理子の顔面をまた圧迫し返した。
「んんむ……ぐむむ……んんっ……」
「死んで! お願いだからフォレストの四天王は死んで!」
「んんむ……んむむんぐむむ……んんぐ……」
「私だけが比べっこクイーンなの! 覇道は邪魔しないで!」
「んんむ……んむむんぐむむ……んんぐ……」
 顔中の血管が締め付けられるのが分かり、眞理子は息苦しさに悶えた。本気で死にそうな殺意を感じた。汗ばんだライバルの肌がこれでもかと密着してくる。
 萌美が豊満なJカップで、眞理子の顔ではなく爆乳を圧迫した。
「痛い? 痛いんでしょっ!」
「……っ……た……ぃ」
「聞こえないわよ。はっきり言って」
 けれど眞理子は挫けそうな心をもう一度だけ振り絞り、差し違える覚悟で萌美の爆乳を押し返した。

 全力の潰し合いに巨大なふくらみはひしゃげ、どれだけの圧力が掛かっているか野次馬たちに示す。巨大な餅を重ねて体重をのせれば、おそらく今の光景が再現できるだろう。
 萌美の顔も眞理子の反撃で歪んだ。
「あんたのバストなんか……っ」
 ゆっくりと、しかし確実に眞理子のJカップが萌美を押し退けてゆく。ランキング王者としての尊厳が、後輩や親友たちから送られる期待感に鼓舞されたのだ。
 だが最強のライバルは知略も有している。
「これがとどめよ!」
 フッ……と自ら進んで圧迫を解放すると、また眞理子の顔に飛びかかったのだ。
 張りと弾力のある乳房に視界を閉ざされ、眞理子は再び息ができなくなる。
「んんむ……んむむんぐむむ……んんぐ……」
「あんたなんか簡単に殺せるんだから!」
「んんむ……んむむんぐむむ……んんぐ……!」
「死んで! 『やめてください』って懇願して!」
 さすがに止めを刺すと豪語しただけあって、今度の圧殺にはなんの躊躇もなかった。
 ありったけの力を込めて眞理子の顔面を塞ぎ、ぐいぐいと乳房を押しつけてくる。
 殺人未遂だった。眞理子の呼吸が完全に止まる。
 威厳や尊厳を超越する生への執着が、眞理子を本能的なギブアップに導いた。
「わ、わはっはわよ……あんはのかひあっへば」
 右手で萌美の腰の辺りを叩き、柔道でいう降参の意思を示す。
 萌美が力を抜いて立ち上がった。
「さっさと白旗揚げればこんなに惨めにならなくて済んだのに」
「…………」
 眞理子は睨み返すのがせいぜいだった。野次馬たちが声を失い、静まり返った車両にどこからかすすり泣く声が聞こえ始める。
 床に放られた眞理子のブラジャーを萌美が手に取った。
「これ、戦利品にもらっていくから。今日はせいぜい、その貧弱な胸を晒しながらノーブラで過ごすことね」
 宣告される敗者の罰ゲーム。眞理子は何も言い返すことができない。
 車内アナウンスが流れた。
 現役女子高生の矜持を乗せた電車は、まるで何も知らないかのようにスピードを落とし始めた。

 丹羽眞理子敗北――!
 そんな衝撃的な報せが聖フォレスト女学院高校を駆け巡ってから一週間が過ぎた。
 眞理子はショックを隠しきれなかったが、だからといって学校を欠席することは尚更プライドが許さず、普段通りに通学した。
 廊下ですれ違う親友や後輩の視線はまったく気にならなかった、といえば嘘になるが、眞理子はこれまでと変わらずランキング王者として振る舞い続けた。結城萌美との闘いに敗れたとはいえ、学校での序列は変わっていないからだ。
 けれど眞理子はもはやあの車両には乗れない。まるで猿山を追われたボス猿のように、指定席がある車両へは戻ることはできなかった。
 噂では、眞理子が敗北してからあの車両の客層が変化したらしい。聖ブレスト女学園の生徒が車両を侵食し始めているというのだ。
 自分の責任だ、と眞理子は思う。だがたとえ再戦を申し込んだとしても、結城萌美には勝てないだろう。覇道を目指す心意気が違うのだ。最強のライバルは乳道(ちちどう)の志士だった。比べっこ勝負を通してそれを痛感した。
 結城萌美を倒したいが倒せないジレンマ。その思いに眞理子は苦悶し続けていた。

 エアブレーキの音が響いて電車が止まり、やがてあの車両のドアが開いた。
 眞理子は乗降車する人々を眺めながら、ホームのベンチに座ってそれを見送った。あと一本、いやあと二本遅い電車に乗ってもホームルームにはぎりぎり間に合う。結城萌美と顔を合わせるわけにはいかなかった。
「眞理子先輩」
 ふと声を掛けられて振り向くと、後輩の瀬名香織が立っていた。つい最近、《比べっこ勝利数》と《バストサイズ》で四天王に仲間入りした、Iカップの転校生だ。すでに王位継承者の有力候補に名前が挙げられている。
「香織か。おはよ」
「おはようございます」
 ふたりの間に意味深な沈黙が流れる。眞理子が敗北したことは香織も承知していた。走り去ってゆく電車に乗れない理由も充分に承知していた。
「結城萌美、いつもは次の電車に乗るんだそうです」
「え?」
「ブレスト学園にいる友達から聞きました。眞理子先輩と闘った時は、生徒会の仕事か何かで、偶然、一本だけ早い電車に乗ってたんだそうです」
突然、何を言い出すのだろう。今更あの日の勝負を話題にしたところで、何かが変わるわけではないのだ。
「だから今日は、次の電車に乗ればあの女に会えます」
「香織……?」
 後輩の言葉の意味がわからず、眞理子はIカップの後輩を見上げた。
 ブラウスから透けていたのは、後輩が勝負下着にしている黒いブラジャー。
 瀬名香織がふとつぶやく。
「眞理子先輩の仇(かたき)、私が取ってきます」
 刹那、その言葉に眞理子の心が震えた。目の前の後輩を頼もしいと感じた。
「ごめん……香織」
 無意識のうちに熱いものがこみ上げる。眞理子は唇を噛んで俯いた。

 ……エアブレーキの音が響いて電車が止まり、構内アナウンスと同時に車両のドアが開く。結城萌美が乗る車両は、すでに香織の知るところだった。
「じゃあ学校で待ってます。あの女のブラを戦利品に」
 戦闘態勢を整えた香織が、敬愛する女王に微笑んでから車両に乗り込んでいった。
 眞理子はベンチに座ったままその後ろ姿を見送った。
 ありがとう、と心のなかでつぶやきながら――。


                       『矜持衝突 改訂版』了

 ※引き続き続編『矜持衝突 そして伝説へ……』をお楽しみください。

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肩のマッサージをしたその先は・・・ 男性告白  課長補佐  - 21/6/3(木) 23:54 -

昔、会社の同期に肩のマッサージをした事があります。
何故肩のマッサージをしたかと言うと、出張でその同期と年配の方と3人でシンガポールに海外出張に行ったんです。
年配の先輩は早々に寝てしまったので、同期と2人で俺の部屋で呑んでました。
飲み屋は早々にクローズするので、なんといっても暇だったのです。

同期が肩が凝ると言っていたのでマッサージしてやるよ。っと肩のマッサージを申し出てマッサージしました。
異性に触れるので意識はしていました。
ブラウス越しにブラ紐の手答えを感じてました。
しかも同期は中々の巨乳の持ち主なので、巨乳好きな俺としては、もしかしてこの手を下に持って行って…なんてw

たまに体験談でも見かけますよね?

俺、実行したんですよw

『ちょっ』

二揉みか三揉みくらいで右腕を掴まれて『止めて!』っと制止されました。

体験談見たいにノリで行けるかと思ったらそんな事は無かったです。

掴まれなかった左手はまだ揉み揉みしてたので『もうちょっとだけ!』っと彼女の制止を無視して続行w

『結構大きいよな?』なんて言って会話でごまかしながら繋いでなんだかんだ長々と揉んでやりましたwww

『ちょっとだけで良いから谷間見せてよ?』っとブラウスのボタンを外して胸を寄せて『おお!スッゲー!』っと鼻息荒めな俺に対して引いた様子で『恥ずかしいよぉ』っと彼女は言いました。
だが手を緩めんと強引にキスしてベッドに押し倒したwww
無言でそこまで行けたからやれる!っと確信してブラウスのボタンを全て外しました。
チュッチュを続けてブラジャー取りました。
アホかってくらいに生乳を揉んで、スカートの中でケツも触りまくって身体を弄るだけで30分はやってました。
『おっぱい大きいね!何カップあんの?』っと訊いたら『ジー』っと教えてくれました。
反射的に『やっば!』っと声に出してしまいましたwww
乳首攻めで感じてましたし、これは行けると電気を消して再開しました。
耳が弱いみたいで耳を舐めつつ乳を揉み。
耳を舐めつつ服を脱がせでパンティだけにして、乳首をチュパチュパ吸ってから『もう我慢出来ねぇわ!』っとチンポを出してパンティを脱がせようとしたら『それはダメェ!』っと蹴られましたwww
普通に痛かったです。

『ここまで来て!?』っとひたすら乳揉みながら交渉してみた結果ダメで、落としどころとして『抜くの手伝って!』で手コキして貰いました。

ちょっとだけ挟んでパイズリして貰ったがやる気が無くて、手コキで抜いて貰い、出ることは伝えずに乳にぶっかけてやりました。

終わったらそそくさに服を来て戻って行ったので、彼女が帰った後に興奮冷めない俺は二回ほど自分で抜くという虚しい時間を過ごしましたwww

しかも、避けられるようになりました。
今は彼女も異動して連絡も無視されるので疎遠ですが、ジーカップを揉んだのは一生の思い出です。

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Re:お久しぶりです  のぶ  - 21/5/24(月) 23:42 -

奥さん基本相手してくれないっす(笑)
子供の相手で疲れて20時台には寝てんすよ(笑)
これが現実っす(T▽T)

手コキさんとは連絡取って無いっぽいっすね…俺も気にしてんすけどね〜
理香パイは色恋話は無いんでちょっとガッカリっすけど何かあればまた!

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Re:お久しぶりです  彼女いない歴20年  - 21/5/22(土) 16:37 -

のぶ先輩

奥さんと理香パイの巨乳を好きな時に楽しめる
なんて最高ですね
そんな環境が羨ましいです。

手コキさんの情報とかありませんか?
利香さんの男事情などあれば教えて下さい。

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Re:お久しぶりです  のぶ  - 21/5/20(木) 23:09 -

会社ではしてないっす(笑)
ま〜どうしてもオフィスで休日に対応しないといけない案件があったから会社に行く羽目になったんす!

んで!

最近会社行かないから〜理香パイとは会社では滅多に会わなくなった!
出勤も週1とかだしな〜

って感じで〜昼時に昼飯をコンビニで買って戻って来てたら〜理香パイと久しぶりに会社で会った(笑)

忙しいから仕事しに来たらしい(笑)
んで〜夕方仕事終わったから理香パイのフロア覗いてみたらまだ居たから話かけたらもう終わるってんで〜喫煙所言ってだべってたわけさ〜

仕事どう的な真面目な話!

んで〜久しぶりにエッチしたいな〜って思った俺は〜

ちょっとこっち来て!って感じで〜
会議室兼帳簿置き場みたいな物置部屋みたいなところに理香パイを連れて行き〜の

理香パイのパイを揉む〜の

で!
理香パイと話す時にパイを見て話すおっちゃんがいて〜そのおっちゃんが理香パイを小部屋で襲う的な設定で〜なりきって楽しんでた(笑)

理香パイも「やめてください!」とか「セクハラです!」的な感じで付き合ってくれて〜

俺「理香ちゃんの乳前から揉みたかったんだよ!」

俺「何カップあんの?」

理香「教えません!」

俺「誰にも言わないから教えてよ!」

って服の下でガンガン揉んで〜乳首コリコリして〜

誰も居ないし〜

俺「一回だけでいいから!一回だけ!」

ってエッチしようたしたら〜素に戻って会社じゃダメとかブレないから〜

理香パイの家行っで〜

おっちゃんを家に入れたら犯された的な設定で〜

俺「一回でいいから理香ちゃんとやりたかったんだよ!」

ってネクタイで手を縛って中出し二発して来たって言ういつもと変わらないエッチでした!

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Re:お久しぶりです  名無しの権兵衛  - 21/5/18(火) 2:44 -

>のぶさん

お元気そうで何よりです!
社内でエッチですか!?
最高ですね!
忙しくても無理しないでくださいねー!
また時間あるときに詳しくお願いします。

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Re:お久しぶりです  のぶ  - 21/5/18(火) 0:18 -

ちーす!
マジ過疎ってますね〜
俺は元気っす!
最近はテレワークで会社行かないから理香パイとも滅多に会わないんで〜中々ネタが無いっすね

んで〜昨日休日出社したらたまたま理香パイも居て〜久しぶりに二発やったんすけど〜

久しぶりに気持ち良くやれて良かったっす!

いや!もうちょっと詳しく書きたいんすけど最近忙しくて作文の時間無いっすm(_ _)m

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Re:お久しぶりです  名無しの権兵衛  - 21/5/17(月) 23:08 -

ここもなんか過疎ってきてますね…
のぶさんも手コキさんもお元気ですか?

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Re:お久しぶりです  名無しの権兵衛  - 21/4/28(水) 11:49 -

>のぶさん

頻度が減ったとはいえ、理香パイとやれるのはうらやましいですね!
また何かあったらぜひお話よろしくお願いします。

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Re:お久しぶりです  のぶ  - 21/4/17(土) 0:48 -

おお!
お帰り手コキさん!
大変だったと思いますが!ご無事で何よりっす!

手コキさんと婚約してから一回理香パイとは関係解消したから〜前みたいな頻度で関係持たなくなりました!
特に最近は年度末やら新年度で忙しくって〜
久々にさっき理香パイと2回やりあって〜

手コキさんと会ってエッチしたりパイズリしたり〜沢山揉まれたって話を聞きながら大興奮でした(笑)

一発目は正常位で手コキさんになりきりエッチ(笑)
「手コキマンのチンコで気持ちよくなったのか?ん?な〜?」とか言葉でいじめて俺が気持ちよかった!

ちなみに〜手コキさん激しくてギンギンで硬くて気持ちよかったらしいっす!

んで!二発目もパイズリでなりきりエッチ(笑)
俺は顔射しましたが(笑)

時間なかったからあんまでしたが!
理香パイが手コキさんと言うおっぱい星人の餌食になって好きにされたって話聞きながらのエッチはマジ良かったっす!

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Re:白板系妄想寄稿  ろくべえ  - 21/4/10(土) 16:54 -

AngelHeart先生!

おっしゃる通りですね。新しいスレッドに移行します。

最後に、妄想している設定についての追加だけ、書かせていただきます。

「グラドル同士のやりとり」です。

撮影会終了後に、「今日のファンで、胸寄せばかりリクエストしてくる人がいたよ。」「ちょっと小道具使ったら、もう前かがみになっちゃってたW」「休憩中のトイレがすごく混んでたみたい」「やっぱり私たちの握手した手でしてるのかな?」「DVDのサインで、『何回も観て、元気だして』とか頼まれたけど、遠回しにねらってるよね(笑)」みたいなやりとりをしている妄想です。

DVD撮影旅行中には、仲のいい女性スタッフに、「今日のカメラマンさん、撮影しながら、アソコが盛り上がってたけど、今頃部屋でしてるのかな(笑)」「ちょっと後で部屋行って見ようかな」「今日のアシスタントさん、休憩になった途端にトイレに駆け込んでいたね」みたいな話をしている妄想をしています。

その派生バージョンとして、撮影会後にファンを呼び出し、仲の良いグラドル友達と一緒にそのファンを問い詰める…みたいなことも考えてしまいます。「みんな、私の写真どうしてるの?フォルダに整理してるの?」「なんか、胸ばかりとってるなかった?」「ツーショットのとき、ちょっとそわそわしてたよね?」みたいな。

DVD撮影旅行中であれば、その日の撮影が終わった夜に、誘惑したなが問い詰めちゃう…みたいな?。「今日の撮影どうだった?」「撮影で使った下着、手洗いしておいてくれる?」「ポロリしたところ、見たでしょう?恥ずかしいなあ」「好きなシーンあった?」とか。

ヘンタイ妄想ばかり、すみません。

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Re:白板系妄想寄稿  ろくべえ  - 21/4/10(土) 16:32 -

矜持衝突ファンさん!

ふみにゃんが分かってやってくれていたら、うれしいです!小道具として、箒の柄を胸に挟むなんて、最高ですね!会場にいたファンの皆さんもたまらなかったでしょうね。

本人着用の水着や下着プレゼント企画は、これからも妄想していきます。(笑)撮影会のときに、DVDの演出についての話など、いいですね!してみたいです!

菜乃花さんみたいな本音を伝えるインタビューや著書を、ふみにゃんでも見てみたいです!

この続きは、新しいスレッドですかね。

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Re:白板系妄想寄稿  矜持衝突ファン  - 21/4/9(金) 1:26 -

Angel Heart先生!

>> 返信のツリー表示が見づらくなってきたようなので
そうですよね… 思いの外盛り上がってしまいました… 自重します!

改めまして、グラドルの素晴らしさを思い出させてくれる作品をありがとうございました!次回作も楽しみにしております!!

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Re:白板系妄想寄稿  Angel Heart  - 21/4/8(木) 18:00 -

>ろくべえさん、矜持衝突ファンさん。
 返信のツリー表示が見づらくなってきたようなので、続きは新スレッドを立ち上げるか交流板でおこなってくれるとありがたいです。おふたりの交流に参加をためらっていた方々も交ざりやすいかと思いますので。
 拙作『Anniversary!』へのご感想、ありがとうございました_(._.)_ またのレスをお待ちしております……いやまじで( ノД`)

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