55 / 493 ページ    ←次へ | 前へ→

Re(5):妄想寄稿『緊急ファン慰問企画』  アイスブレス  - 20/5/16(土) 20:42 -

ご返信ありがとうございます。確かに色々な方々が集まるのは理解してますが一部の方々特に乳比⚫ファンの暴言や度が過ぎるマナーは辟易としてます。
特定の方を対象にした作品ばかりでマンネリとなり
一部の方々しか喜ばれないのは不公平であります。
この様な25歳位の男と巨乳JKの話が増え、また活気のあるサイトになればと思われます。
私の感想はそれです

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(4):妄想寄稿『緊急ファン慰問企画』  Angel Heart  - 20/5/16(土) 20:30 -

>アイスブレスさん
 ご感想ありがとうございます。葛西彩世ちゃんと結城萌美ちゃんが登場するキス責め・顔面圧迫・膝枕のエピソードは『慰問企画』のフィナーレを飾るネタと想定しておりましたので、投稿が最後になりました。もどかしい思いをさせてしまって申し訳ないですが、了解いただけますか。
 この板にはサイズフェチや乳比べファンなど、色々な巨乳マニアが集っています。
作者もその欲求に幅広く応えたいと思っておりますので、不満な投稿作品でもご容赦ください。
 ……削除報告板で宣言されていた通り、作品に対するリクエストは一度限りにしていただけるとありがたいです。そうすれば作者の執筆意欲も湧くかもしれません。
 彩世ちゃんと萌美ちゃんを困らせないためにもどうかネチケットを。
 どんなファンでも作者は歓迎しております_(._.)_

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(3):妄想寄稿『緊急ファン慰問企画』  アイスブレス  - 20/5/16(土) 18:16 -

W円交の話の28歳の主役は今は働いてますか?
葛西彩世ちゃんと結城萌美ちゃんがタッグ組んで巨乳に顔埋める話は素晴らしいですね

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(2):妄想寄稿『緊急ファン慰問企画』  アイスブレス  - 20/5/16(土) 18:11 -

素晴らしいです。やはり、葛西彩世ちゃんは最高です。
緊急事態解除されても油断しないように気をつけてくださいませ。ありがとうございました。

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(1):妄想寄稿『緊急ファン慰問企画』 小説  Angel Heart  - 20/5/16(土) 18:03 -

      Extra Episode『巨乳の妹ができたんですが、なにか?』

 外出自粛要請が緩和され、およそ一か月ぶりに出勤して帰宅してみると……アパ
ートに見知らぬ女子高生がいた。部屋を間違ったのかと思ったが、部屋番号を確認するとそうではない。間違いなくおれの部屋だ。
「あの……君たち誰?」
 制服を着た女子高生でしかも美形ともなると犯罪臭がしない。相手が男ならとっ捕まえて110番通報するところだけれど。
「お帰りなさい、お兄ちゃんのこと待ってたよ。ファン慰問企画読んだでしょ?」
「ファン慰問企画……? あ! まさか君たちって」
「葛西彩世です」
「結城萌美です」
 Angel Heartさんの妄想小説に登場する巨乳キャラだ。おれの激推しで、『女子高生乳戯』の里穂ちゃんの後継者としてファンを多数獲得している破廉恥クイーン。……そうか、慰問企画って本当に存在したのか。

「ふたりに会えてまじ感動。ていうかいきなりでびっくりした」
「鍵はまあ虚構の存在なんでちょこちょこっと開けちゃいました。大丈夫ですよね」
「全然ノープロブレム。いやむしろウェルカム」
 憧れの巨乳キャラを前にテンパる。彩世ちゃんは聖フォレスト女学院の、萌美ちゃんは聖ブレスト女学園の制服を着ていた。
「デリバリーのピザも届いたんで、あとで一緒に食べよ。お風呂も沸いてるよ」
 彩世ちゃんがピザケースを見せる。
「ほんと散らかった部屋でごめん。掃除サボっちゃだめだね……あはは」
「お風呂一緒に入ってもいいですか。私と彩世、お兄ちゃんと一緒にお風呂に入るのが夢だったんです」
 彩世ちゃんと萌美ちゃんと混浴――。このシチュエーションを何度妄想したことか。
「お、おれも彩世ちゃんと萌美ちゃんが妹になってくれたらなって、ずっと思ってた」
 突然、巨乳の妹がふたりできた。
 信じられない光景におれは自分の頬っぺたをひっぱたいた。

「……え? 脱衣場じゃなくて?」
 八帖のリビングで、いきなりふたりがおれの服を脱がしてくる。ネクタイを外し、Yシャツのボタンを外し、ベルトを抜き取って。
「だって待ちきれないんだもん。早くお兄ちゃんのおちん○ん見たい」
「ちん○んてそんな……ちょ、ちょい待った、まだ覚悟が」
 さすが破廉恥クイーン。おれの羞恥心など無視してお手伝いを進める。Tシャツを脱がし、スラックスをおろし、トランクスを剥ぎ取って。ち○ぽが勃起する暇もない。あっという間に丸裸にされてしまった。
「おお〜! おっきい」
 ぶらさがるち○こを見てふたりが拍手した。
「いやそんな……全然自慢できるち○こじゃないし」
 彩世ちゃんと萌美ちゃんも服を脱ぎ始めた。――ただし上だけ。
 彩世ちゃんのGカップと萌美ちゃんのJカップを覆うブラジャー。女子高生っぽくもあり大人っぽくもあるデザインだ。萌美ちゃんのブラなんか、子供の顔くらい包めるんじゃないだろうか。
「せ〜の、で一緒にお兄ちゃんにおっぱい見せよ。絶対鼻血だすよ」
 せ〜の、とブラジャーが捲られて出てきたのは巨大な雪見大福。大きさや形に違いはあるものの、もはや兇器同然のふくらみだ。おれが頭に描いていた巨乳そのものだった。
「触っていいって言ってないのに(笑)」
 思わず目の前のふくらみに両手を伸ばしていた。

(や、やわらけえ……)
 彩世ちゃんと萌美ちゃんのおっぱいを同時に揉めるなんてファン冥利に尽きる。
 彩世ちゃんのGカップはやわらかさと弾力性が均衡し、最高のパイズリを繰り出せそうな感触があった。
 萌美ちゃんのJカップはボリュームと重たさが異次元だ。鷲掴んでもとうてい掴みきれず、むしろ揉みまくっているうちに手首が疲れてくる。
 高齢童貞でおっぱい初体験のおれにはトラウマレベルだ。もう貧乳を触れたとしても嬉しくないかもしれない。
「お兄ちゃんのおちん○ん、元気になってきた」
 萌美ちゃんが微笑んだ。ち○こが八割がた真上を向いている。
「ふたりのおっぱいを触れたんで……ほんと、めっちゃ幸せ」
「チュウしてもいいよ。ここと、乳首に」
 萌美ちゃんが悪戯っぽく唇を突き出した。おれは迷うことなく萌美ちゃんの唇に自分のそれを重ね合わせ、極上のファーストキスを堪能した。
 へたくそなキスをスキルアップさせてくれるように、萌美ちゃんがリードする。丁寧な接吻から舌を触れ合わせるスキンシップに移行し、ベロを絡めるディープキスに移った。萌美ちゃんの唾液は爽やかで、切ない吐息がもれるといいにおいがした。
「萌美ばっかりずるい」
 彩世ちゃんが無理やりおれの顔を振り向かせてキス責めする。
 エス女っぽいイメージ通り、彩世ちゃんのキスは最初から激しかった。萌美ちゃんに先行された遅れを取り戻すように唇を這わせてくるのだ。おれの唇を唇で貪るみたいに。
 舌先もれろれろとうごめいている。おれのベロをまさぐり、絡めてきては吸って、吸ってきては絡めてきた。部屋中にチュッチュと卑猥な音が響いた。彩世ちゃんもいいにおいがした。

「彩世、私より長くキスしてる!」
「だってお兄ちゃんのこと大好きなんだもん」
「私ももっとお兄ちゃんとキスするっ」
 萌美ちゃんが顔を奪ってきたが、彩世ちゃんも離そうとしないのでふたり相手のディープキスになってしまった。同時に突きだされたベロに翻弄される、夢みたいな多幸感に包まれる。ヌルヌルとした感触がたまらなかった。おれはふたりの舌を吸い、ふたりに唇を蹂躙された。
「……お兄ちゃんが一番夢見てたことしてあげよっか?」
 やがてキス責めを終えると彩世ちゃんが言った。
「なんだっけ?」
「授乳パイズリ。いつもパソコンの前で妄想してたよね」
 膝枕されながら別の女の子にパイズリされる。Angel Heartさんの妄想小説を読むたびに湧くプレイだ。まっとうな女性体験がないので性癖が歪んでしまった証左だろう。
「やってくれるの?」
「いいよ。私と萌美のファンになってくれたお礼だもん」
 彩世ちゃんにうながされ、おれはその場で仰向けに寝そべった。

「下から見るとすごい眺めだね、彩世ちゃんのおっぱいって」
 上半身裸、下半身だけ制服姿の彩世ちゃんに膝枕され、おれはつぶやいた。目の前にGカップがぶらさがっている。太ももの心地もちょうどいい。
「萌美には負けるけど。……萌美ね、お兄ちゃんの部屋に来る前にまたひとり屠ってきたんだよ。折原志保里とかいう清楚気取った大人を、乳比べで」
「乳比べってほんとに実在するんだ?」
「巨乳世界のダークウェブ的なコミュニティだけどちゃんとあるよ」
 確か萌美ちゃんは『矜持衝突』で丹羽眞理子に勝ったんだっけ? 破廉恥クイーンどころか乳比べクイーンでもあるのか。
 その萌美ちゃんがおれの足元で四つん這いになっていた。ホルスタインみたいなJカップが重力にしたがって垂れさがっている。
「我慢できなくなったらいつでも精子出していいからね。私も萌美も笑わないよ」
 微笑むと同時に、彩世ちゃんがGカップを顔面に押しつけてきた。授乳っていうか顔面圧迫だ。キスで興奮した乳首がとがっている。おれは無我夢中で彩世ちゃんの乳首を吸い、弾力のある乳房に顔を埋めた。
(ま、まじかよ)
 フル勃起にくすぐったい感覚が迸った。彩世ちゃんのおっぱいに視界を塞がれていて見えないが、明らかに舐められている。萌美ちゃんがパイズリ前にフェラしてきたのだ。裏筋になんとも言えないこそばゆさが広がり、シャフトを丁寧に愛撫される。
「ちょ……く、くすぐったい」
「先っぽぺろってしただけじゃん。まだ本気出してないよ、私」
「フェラされるのも未経験なんだから……んむぐ」
「じゃあ優しくする。本気度半分くらいでいい?」
 萌美ちゃんがち○ぽを弄ぶようにちろちろと裏筋を刺激し、シャフトを舐め上げては亀頭だけ咥えこんだ。破廉恥クイーンのテクニックにおれは悶える。爪先に力を入れる。……本気度五十パーセントでこのレベルなら全力出された時には一瞬でノックアウトだろう。
 おれは壮絶な快感から逃れるように、彩世ちゃんのスカートを捲って顔を突っ込んだ。

「変態お兄ちゃん。顔突っ込んでもパンツ見えないよ?」
「ハァハァ……も、萌美ちゃんのフェラがうますぎて」
「汗臭くない? 大丈夫?」
 彩世ちゃんの下半身はボディソープのにおいがした。暗がりではっきり見えないが、巨大なブラとお揃いの、マリンブルーのパンティだ。経験豊富なま○こから女子高生のフェロモンが漂っている。
「すごいいいにおい……変態でごめん。――あっ」
 こそばゆさが終わってかわりにもちもち感がフル勃起を包んだ。
 おれの両足を腰にカニバサミさせた萌美ちゃんがJカップの谷間に挟み込んだのだ。潰されそうにきつい圧迫感と同時に、優しい弾力が肉棒に広がる。こんなおっぱいで擦られたら一分も持たない。すぐに出ちゃう。彩世ちゃんのパンツがかぐわしかった。
「お兄ちゃんのおちん○ん、全部隠れちゃったよ」
 彩世ちゃんのスカートから顔を出して見ると、萌美ちゃんの谷間にフル勃起が埋もれていた。ち○このちの字すら見えない。寄せてあげられたバストに占領されている。
「ちょ……ほんと、挟まれただけでいきそう」
「だめだよ。お兄ちゃんのこと喜ばせてあげられないじゃん」
 萌美ちゃんがJカップを揺すった。スライムみたいな巨乳にオナサポされ、愚息が一気に張りきる。一段と勃起してそり返ろうとしたのだ。圧倒的な谷間に包囲されつつつも。
 初パイズリに射精欲が疼いた。彩世ちゃんの乳首に吸いついてごまかそうとしたけれど、Gカップが顔面に押しつらける、Jカップが交互に揺すられる、卑猥な淫語をささやかれる――。
 おれは女子高生の授乳パイズリに辛抱たまらなくなった。萌美ちゃんがパイズリフェラすると精子を解き放ってしまった。Gカップにむしゃぶりつきながら、気を失いそうな快感にがくがくと震えながら。
「いっぱい出たあ。超溜まってたじゃん、お兄ちゃんの精子」
「はぁはぁ……萌美ちゃんのおっぱい汚しちゃった。彩世ちゃんのおっぱいもおいしかったよ。お兄ちゃん幸せ」
「一緒にお風呂入ってきれいきれいしよ。兄ちゃんの身体、洗ってあげる」

 ……それからおれは彩世ちゃんと萌美ちゃんと一緒にお風呂に入り、天国みたいな洗いっこをした。泡まみれのGカップに挟んでもらい、破廉恥な妹たちにおま○この仕組みを教わった。どちらのおま○こも気持ちよかった。
 そして三人で川の字に並んでベッドに横たわると、おれはダブル顔面圧迫されながら夢みたいな眠りに就いたのだった。
 ――翌朝目覚めると、巨乳な妹たちはいなくなっていた。

                                  (完)

                 ***

 緊急事態宣言が解除され始めたので、現実世界を慰問していた女の子たちから「虚構世界に戻ります」との連絡が届きました。実際に慰問されたファンの皆様、おめでとうございます。残念ながら来訪してもらえなかったファンの皆様は、次の機会をお待ちください。
 ……約一か月にわたった『緊急慰問企画』はこれで終了となります。少しでもステイホームの暇潰しになったのなら幸いです。
 変態作者がまた拙作を投稿した時にはご感想を。
 引き続き、ご感想に対するレスは書き込みたいたいと思いますのでよろしくです。

                   (『緊急ファン慰問企画』――ALL END)

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(2):妄想寄稿『矜持衝突 懲罰と友情と』  Angel Heart  - 20/5/15(金) 20:12 -

>矜持衝突ファンさん
 ご返答どうもです。暇なので二日で書き上げました(笑)
 変態作者が乳比べ作品をアップする時はもう『矜持衝突 ○○○』というタイトルに固定してもいいかな、と考えております。
 三作目のアイデアは今のところないですのでしばらくお待ちください。この掲示板に閑古鳥が鳴き、乳比べファンの不満が頂点に達した時、おもむろに拙作を投下してみたいと思います。naoさんの小説に比べれば駄作もいいところですが。

 仕返しやリベンジ、あるいは巨乳が貧乳に負けるといったシチュエーションは乳比べファンのツボなのかな……と思って今回はそういう設定にさせていただきました。ランジェリーショップで女の子たちに慕われる亜香里さんと、後輩想いの美織ちゃんと――ふたりの負けられない闘いに興奮していただけたなら嬉しいです。

 乳バトル超大作の構想までご存じとは。こちらはほぼ放置状態ですので『矜持衝突』シリーズより気長に待っていただけますか。書くかもしれませんし、書かないかもしれません。
 ……ちなみに美織ちゃんは結城萌美ちゃんに勝負を挑み、一瞬で返り討ちに遭ったそうです。乳道の層は厚いですよね。

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(1):妄想寄稿『矜持衝突 懲罰と友情と』  矜持衝突ファン  - 20/5/15(金) 19:07 -

Angel Heart先生!

まさかまさかこんなにも短期間で2作品目の矜持衝突シリーズを投稿して頂けるとは夢にも思っておりませんでした!

今回は前作とは異なり、おっぱいでおっぱいを挟む文字通りのパイズリバトルの圧迫戦やビンタ戦が描写されており、激しい戦いで大変興奮しながら読ませて頂きました!

バストサイズでは優っているはずの亜香里が、友達の敵討ちに来た乳道の覇者を目指す美織に負けるといった展開も素晴らしかったです!

ここまで来ますと、矜持衝突シリーズ3部作としてまた近々3作品目があるのではと勝手に期待しております笑

以前(8年ほど前ですが…)構想していると仰っていた、フォレスト女学院とブレスト女学園の乳バトル超大作も、これまた超勝手ですがもう5年でも10年でも待たせて頂きます!!
素晴らしい作品をありがとうございました!

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

妄想寄稿『矜持衝突 懲罰と友情と』 小説  Angel Heart  - 20/5/15(金) 16:36 -

 午前八時二分発《総合バスターミナル行き》のバスに乗るのが亜香里の日常だった。
 終点ひとつ手前の停留所で降りるまで四十分ほどバスに揺られ、その後、徒歩でショッピングモールへと向かう。ファッションデザイナーになる夢は結局叶えられなかったが、かわりに下着店のショップ店員という天職を見つけたのだ。接客する相手はおもに小学校高学年から高校生まで。初めてのブラ選びに戸惑ったり、友達の誰よりもかわいいインナーを探しに来たりした女の子の相談に乗るのだ。応対が親切だからか、それとも亜香里が美人だからか、彼女は店員の中でも特に人気を集めていた。二十六歳にしてたくさんの妹ができた気分だ。

 ただひとつ気に喰わないことがあった。バスに乗車するのが朝のラッシュ時のため、車両はいつもたくさんの乗客でごった返しているのだ。しかも《プライド女学院大学附属高校》の女子生徒ばかり。経路に学校があるので仕方ないが、車両はほぼ通学バス状態だった。
 ……べつに混んでいて座れないのが気に喰わないのではない。マナーの悪さにうんざりさせられるのだ。
 大声で騒ぐ、平気でスマホで通話する、優先席を占領する、化粧を始める――。いったいどんな教育を受ければこんな人間に育つのか呆れてしまう。
 今日も今日で大騒ぎだった。他愛のないガールズトークに哄笑し、LINEやSNSに夢中になり、コンビニのおにぎりを頬張りだす。一人掛けのシートに座る中年男性が気まずそうに身を縮めていた。
(馬鹿は治んないのかしら……?)
 人混みを掻きわけて進み、亜香里は車輌中央部で吊革に掴まった。夏場なのでデオドラントの香りも立ち込めている。ストレスだ。ショップに来る女の子たちのにおいは可愛らしく思えるのに。

 やがて亜香里の目にひとりの女子生徒の姿が留まった。すぐ前方で吊革に掴まっているショートヘアの女の子だ。友達数人と恋愛話に花を咲かせているが、主導権を握りたがる口振りからリーダーを気取っているらしい。身体にも自信があるようでたびたびバストサイズを自慢してくる。厭味にならない程度に。
(Eカップで有頂天になってるとか笑えるわ……)
 心の底で亜香里は嘲った。亜香里はGカップある。来店する女の子たちの憧れだ。特別に触らせて驚いてもらったり、巨乳のメリット・デメリットを教えてあげたりもする。もっとも、高校生でEカップもあれば自慢したくなる気持ちもわからなくはないけれど。
 ……停留所で乗降があって人混みの様相が変わった。友達とはぐれてしまったショートヘアの女の子が亜香里と真正面から向き合う。
「あ……すいません」
 思わずぶつかってしまった女の子が亜香里に頭をさげた。
「大丈夫よ」
 恋愛話から漏れ聞こえた名前では優希ちゃんだ。

 優希が亜香里のバストを視界に捉えて驚いた。大人の巨乳を見て怯んだのだろう。自分はこんなおっぱいの傍でEカップを自慢してたのか、と。
「それAngel Heartブランドのブラ?」
 と亜香里は優希の夏服から透けるシルエットを見ながらつぶやいた。
「あ、はい……先輩に奨められて先週買ったばっかりで」
「Eカップだっけ、優希ちゃんのおっぱいって? お話聞こえちゃった」
「…………」
「でもね、あんまり自慢してるとターゲットにされちゃうよ。痴漢とかストーカーなんかじゃなくって、私みたいな乳比べの戦士に」
 やおら亜香里が優希のEカップに向かい、Gカップを押しつけた。
 喧騒にあふれる車内は密かに乳バトルが始まったことを知らない。
「ちょ……やめてください。何でくっつけてくるんですか」
「自慢のおっぱいなんでしょ? 嫌がってないで反撃してきたら? それとも優希ちゃんのEカップは自己満足するだけの貧乳なの?」
 優希の顔がひきつった。乳道(ちちどう)のちの字も知らないみたいだが、自尊心が挑発されたのは確かだ。「でかいだけで調子に乗らないでください」とバストを押し返してきたのだ。

 車窓に風景が流れる中で大人と女子高生の巨乳がぶつかり合う。
 亜香里のGカップが圧倒的なボリュームに物を言わせて押しつぶすと、優希のEカップが成長期ゆえの張りを盾にして防御した。ブラウスが密着しあって皺が寄る。ふくらみがひしゃげ、ブラジャーがずれ始める。
 ……けれどしょせんはプロと素人の闘いだ。一、二分もすると優希が防戦一方になり、買ったばかりのブラジャーを惨めにゆがめた。今にも泣きそうな顔になりながら。
 亜香里はとどめとばかりに押しきった。優希が降参して首を横に振る。
「友達とお喋りもいいけどマナーは守って。そうすればこんなお仕置きしないよ」
 はいわかりました、と優希が小さくうなずいた。

                ***

 亜香里が陳列棚を整頓していると指名が入った。女子高生が採寸とブラ選びをお願いしたいのだという。亜香里には日常茶飯のことなので快く了解した。
 カウンターの前で立っていたのはツインテールの女の子だった。お嬢様っぽい風貌で思わず立ち止まってしまう美少女だ。《プライド女学院大学附属高校》の制服を着ているけれど、バス連中のようながさつさがない。ああこういう生徒もいるんだ、と亜香里は少し見直した。
「初対面なのにいきなり指名してすみません。友達が『亜香里さんていう店員さんがいいよ』って教えてくれたんで」
「採寸とブラ選びだっけ? 最近バストサイズ測ったのはいつ?」
「春の身体測定の時です」
「何センチだった?」
「86センチです」
 アンダーを測ってみなくとも亜香里には目測でカップサイズがわかった。細身なのでFカップだろう。童顔巨乳のアンバランスさ。グラドル事務所からスカウトされた経験もあるに違いない。
「じゃあ今のサイズを採寸してみるから試着室に行こっか」
 事務的な口調にならないのが人気を集める秘訣だ。

 店舗の奥にある試着室に入ると亜香里は脱衣をうながした。ポケットからメジャーを取り出して着替えを見守る。名前を尋ねると美織ちゃんといった。
「気をつけしてればいいですか」
 上半身裸になった美織が言う。お椀型の巨乳が色白に輝いている。
「うん。ちょっとだけ脇を空けてくれれば」
 亜香里は手際よくメジャーを回してバストサイズを測った。思ったとおり86センチのFカップだ。発育もルックスもいいとなると世の不公平を感じる。
「店員さんもおっぱい大きいですよね」
「……え?」
「何カップあるんですか。知りたいです」
 唐突な質問に亜香里は戸惑った。何十回ともなく女の子にカップサイズを訊かれた経験はあるが、美織の言葉にはどこか棘があったのだ。
「Gカップだよ?」
「じゃあ私よりひとつ上だ。あの……店員さんとブラジャー交換してみたいです。店員さんのブラ、着けさせてもらっていいですか」
 乳道を知っている。亜香里の全身に緊張感が走った。でなければブラジャー交換などという言葉を知っているはずがない。
 ――ハ! まさかこのコって!
「気づきました? 今朝はよくも優希ちゃんを泣かせてくれましたね。私の大切な後輩なんですけど? 乳道知らない女子高生にちょっとやりすぎじゃないですか」
 敵討ちに来たのだ。自分がここで働いていることは女の子たちの常識だ。

「変な先輩風吹かせると痛い目に遭うよ。美織ちゃんより戦闘経験豊富なんだもの、私」
「脅しでブラジャー交換回避ですか。自信ないんですね。あたしに嘲弄されるのそんなに怖いんですか」
 三畳もない試着室で火花が散りあう。他の客は勝負の開始など知りようもない。
「怖いわけないでしょう。お子様ブラなんて練習にもならないわ」
 亜香里はスタッフウェアを脱ぐとブラジャーを外した。亜香里のGカップもお椀型だ。ふたりのバストに差があるとすれば、単純なカップサイズの差だけだろうか。
 視線を交差させてブラジャーを受け渡しあった。試着して優位を証明したほうが勝ちである。ホックを弾き飛ばしてもいいし、カップのきつさを罵ってもいい。
 亜香里が美織のブラジャーを着けると息苦しいほどにカップが締めつけてきた。スレンダーな身体にオーダーメイドされたブラは豊満な亜香里のバストにそぐわないのだ。ホックを留めて力を入れるとめきめきと留め金が軋みだした。
「店員さんのブラ緩いですね。太りすぎですよ」
 余裕のあるブラジャーを着け、美織が挑発する。86センチを包むカップには数ミリの余白ができていた。亜香里のほうが大きい証拠だ。ダイエットの必要性は否定できないが。
「美織ちゃんのブラ、もうすぐちぎれそうよ」
 亜香里がさらに力を入れるとホックが弾け飛んだ。だらしなく緩んだブラジャーからGカップのふくらみがこぼれ出る。

「緒戦に負けるのは想定の範囲内でしたけど」
「負け惜しみね。これ以上惨めにならないためにも早く帰ったら? 美織ちゃんが改心してくれるなら、お姉さん、これからも接客してあげていいんだけど」
 巨大なブラジャーがふたつ、試着室に転がっている。
「後輩の仇を取るまで帰れないですよ。ブラジャー交換に勝ったからって調子に乗らないでください」
 美織は少しも物怖じしていない。むしろウォーミングアップが終わったような顔でいる。
「後悔しても知らないわよ」
 亜香里が真正面から美織のFカップを鷲掴んだ。美織も負けじとGカップを掴み返す。愛撫ではないので優しさの欠片もない。たがいに掴み潰そうと揉みまくっている。
 亜香里の乳房がこねくり回され、大きめの乳輪が苦しそうにもがく。
 美織の美乳が圧縮されて、桜色の乳首が尖りだす。
 どちらも悶え声をあげない互角の闘いだ。

 揉み合いから自然と乳房同士の圧迫戦に移った。
 まず亜香里が美織の右乳房だけを押さえ、Gカップの谷間で挟み込んだ。おっぱいの、おっぱいによる、おっぱいのためのパイズリ。先制攻撃としては強烈だ。美織の顔に苦悶の色が浮かんだ。張りの強い巨乳ゆえに痛いのかもしれない。
「86センチってけっこう貧弱なのね。谷間に埋もれちゃったじゃない」
「年増の垂れパイを自慢するとか不憫になってくるんですけど」
「美織ちゃんと違って男も知ってるバストなの。……美織ちゃん、男性経験ないでしょ。挟んでみてすぐわかったわ」
 処女であることをなじられるのが沸点だったらしい。美織の全身からお嬢様オーラが消えた。仇を取りに来た先輩ではなく、もはやひとりの乳道戦士に変貌している。
「私の胸を揉めるのはそれなりの男だけなんで」
「――く!」
 美織が反撃に転じた。
 パイズリから逃れると亜香里のGカップに向かい、若さあふれるFカップを押しつけたのだ。張りと弾力が強いので亜香里のバストをなんなく押しつぶす。作用・反作用の法則にしたがって美織のバストもへこまされるが、ひしゃげ具合からすると明らかに亜香里のほうが劣勢になっている。
「貧弱な胸につぶされて情けないですね。降参したらどうですか」
「誰が女子高生相手なんかに……!」
「店員さん、自分より巨乳の女性と闘った経験ないでしょ。くっつけてみてすぐわかりましたよ。経験豊富だとか言って臆病なんですね、なんか可哀想になってきました」
「うるさいわね」
 渾身の力を込めて亜香里は押し返した。
 確かに、亜香里は自分より巨乳の女性と闘った経験がない。特に乳道の覇者を目指していたわけでもなく、勝負を挑んでくる女も偶然、Gカップ以下が多かっただけだから。

 だが目の前の女子高生は違っていた。敵討ちに来たのが目的だけれど、その瞳には乳道の覇者を目指す気概が宿っている。おそらく強敵に戦いを挑んでは負け、負けては戦闘スキルを磨いてきたことだろう。押しつけられてくるFカップに余裕がある。乳首を立たせようとしてくるテクニックに経験の差を感じる。
(……だからって負けないわ、こんな小娘に!)
 亜香里はありったけの力を総動員してつぶし返した。
 両手を組んでバストをぶつけ合うふたりの姿が試着室の鏡に映る。美織が少し後退して顔を歪めた。優希相手のように簡単にいかない状況に亜香里は焦る。
 圧迫戦からビンタ戦に移行し、遠心力を借りた乳房同士がたたき合う。――ばちんっ、ばちんっ、ばちぃぃん!
 そして再びの圧迫戦。美織が張りと弾力に物を言わせて速攻に出た。亜香里の体勢が整う前に一気に押し、姿見のほうへと追い込んだのだ。
 Gカップをひしゃげさせる美巨乳と鏡面に挟まれて亜香里は身動きできなくなる。痛くて、苦しくて、疲れ始めていた。
「わ、わかったわ……私の負けよ。美織ちゃんのほうが強い」
「聞こえないわ。もう一度言って」
「私の負けだってば……ゆ、優希ちゃんには酷いことした、もうしない」
「わかればいいの。経験豊富だとかもう自慢しないで」
 美織がFカップを離すと息苦しさから解放された。負けたショックに亜香里は呆然とする。
「これ……戦利品にもらっていくから。優希ちゃんきっと喜ぶと思う」
 試着室に転がっていた亜香里のブラジャーを手に取ると、美織が言った。
 そしてホックの弾け飛んだ自分のブラジャーをバッグにしまい込むと、ノーブラのまま夏服を着始めたのだった。
「あ、そうだ。明日学校休みだからさ、友達とか後輩連れてまたお店来るね。約束通り接客してよね、その負けパイで」
 亜香里はもうあのバスには乗れない。
 美織が悠然と試着室を出ていった――。

                        (Created by Angel Heart)

                ***

 立て続けの投稿ですが乳比べファンの皆様へ。
 よろしければご感想お願い致します_(._.)_

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(2):妄想寄稿『矜持衝突 静かなる闘い』  Angel Heart  - 20/5/15(金) 0:03 -

>Mr.774さん
 ご返答ありがとうございます。
 荒らし行為については私も受け流しておりますし、管理人さんも事態を把握した上、適切な対処をしてくださるようなので無視していただけますか。スレッドが荒れてしまうとせっかくの乳比べ雰囲気が台無しになってしまいます。

 このジャンルの大家、naoさんの乳比べ小説に比べればファン層のツボも衝けず、足元にも及ばない駄作ですが、少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。
 街中の着衣巨乳に乳道を垣間見る――気づきませんでした(汗) 外出するのが楽しみになりそうですね。あからさまな視姦は相手に失礼なのでこっそり妄想しましょう。
 コロナ騒ぎが早く収束して出掛けられることを。
 また乳比べ作品を投稿した際にはご感想をよろしくお願い致します_(._.)_

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示


Angel Heartさん

新作ありがとうございました。
このところ、荒らし同然の書き込みが横行していて新着スレッドが大量かつ頻繁に入れ替わるので、恥ずかしながら新作の投稿に気づけておりませんでした。

これから暑くなって薄着の季節になっていきますが、街中で巨乳女性を見かけたら、この人も「乳道」の志士のプライドをかけた勝負をしたことが…と妄想してしまうかもしれません。
素晴らしい作品をありがとうございました。

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示


Ksmlさん
ご感想ありがとうございます。
1のポストにも書きましたが、私自身、naoさんの乳比べ作品に大変お世話になった一人であり、その作品のキャラクターや設定を引き継いで書かせていただいたに過ぎません。本家のnaoさんの作品には遠く及ばないクオリティですが、そのように言っていただいてありがたい限りです。

好物巨乳大好物爆乳さんが
数年後爆乳になったカナの倍返しリベンジに期待します!!!
とコメントされているのを、この作品を読み返す度に見ながら、

おそらくカナはこれからもっと成長するだろう。でも、レイコはそれを寄せ付けないほど、さらに成長するのではないだろうか、と勝手に妄想を重ね、こんな作品を書いてしまいました。

教育実習生の件については、具体的なイメージが膨らんでいるわけではなく、レイコの爆乳の凄さを物語るエピソードとして添えたに過ぎません。
そもそも、原作者のnaoさんに一言の断りもなく続編を投稿しているわけですので、少なくともnaoさんのお許しを頂かない限りは、さらなる続編〜というのはないかな、と思っております。

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(2):妄想寄稿『矜持衝突 静かなる闘い』  Angel Heart  - 20/5/13(水) 17:56 -

>矜持衝突ファンさん
 ご返事ありがとうございます。パイズリ競争は乳比べファン層的にありなのかなあ……と迷いつつ書きましたが、喜んでくれたなら嬉しい限りです。
 聖フォレスト女学院の団体が来ても架純さんは大浴場に行けないでしょうね。また負けてしまう恐怖心に駆られるだろうし、今時の女子高生だとFカップくらいざらにいますから。
 志保里先生は最終合宿を終えてチェックアウトしました。美巨乳の大人と女子高生のバトルも見てみたかったのですが。
 決して罵りあわず、静かに対抗心をぶつけ合う心理戦を楽しんでいただけたなら幸甚です。また変態作者が乳比べ作品をアップした時にはご感想よろしくお願い致します_(._.)_

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(1):妄想寄稿『矜持衝突 静かなる闘い』  矜持衝突ファン  - 20/5/13(水) 17:35 -

Angel Heart先生!

まさかこんなにも早く先生の乳バトル最新作が読めるとは思いもよりませんでした!

タイトルや末尾のコメントにあるように、キャットファイト的な潰し合いやブレストスムーザーのような激しい戦いの描写はなくても、2人の巨乳女性同士の矜持が静かに、しかし内面は激しくぶつかり合った作品も珍しく大変楽しませて頂きました!

なんと言っても、以前『湯煙Gカップ紀行』でも萌美が眞理子としたと言っていた「パイズリ競争(対決)」が、今回は架純と志保里先生で行われたというのが最高です!!

余談ですが、聖フォレスト女学院の団体が来た時に志保里先生や架純がどうなったのかも気になります笑

本当に素晴らしい乳バトル作品をありがとうございました!!

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(3):妄想寄稿『矜持衝突 静かなる闘い』  Angel Heart  - 20/5/13(水) 16:59 -

>雷門黒桃太郎さん
 本文の末尾にも書き添えましたが、今回はこの板から乳比べ小説がなくなってしまって意気消沈しているファンの皆様を想定して書き上げたものです。特定の個人のリクエストに応えたものではありません。
 キス責めも顔面圧迫も膝枕も嫌いではないプレイですので、いずれアイデアが湧くまでお待ちいただけるとありがたいです。作者にも都合がありますので。
 葛西彩世ちゃんと結城萌美ちゃんのスカートの中に顔突っ込みたいんですよね?

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(7):巨乳女子高生みくの毎日  雷門黒桃太郎  - 20/5/13(水) 16:53 -

ぷりひろ氏の小説、楽しく読んでます。
今やコロナが脅威ですが身体に気をつけてください

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(1):看護師  雷門黒桃太郎  - 20/5/13(水) 16:47 -

羨ましいですね。この看護師さんとは以前から面識ありましたか

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(2):妄想寄稿『矜持衝突 静かなる闘い』  雷門黒桃太郎  - 20/5/13(水) 16:20 -

1読者の要望に答えないと言いながら、リクエストされた乳比べ系列を何故書きましたか?色々なシチュエーションといいながら乳比べやおねショタばかりだから
25歳の男に葛西彩世ちゃんがキスしたり巨乳で顔埋める話が見たいです。

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(1):妄想寄稿『矜持衝突 静かなる闘い』  雷門黒桃太郎  - 20/5/13(水) 16:18 -

乳比べやおねショタも構いませんが、25歳の男に葛西彩世ちゃんがキスしたり巨乳に顔埋める話が見たいです。

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

妄想寄稿『矜持衝突 静かなる闘い』 小説  Angel Heart  - 20/5/13(水) 15:35 -

《憩いの里 緑風館》は、東京から関越自動車道に乗って二時間ばかり北上した場所にある。
 その名の通り周囲を鬱蒼とした木々に囲まれた宿泊施設で、敷地内には運動場や体育館のほか、テニスコートといった設備が完備されている。
 春には大企業の新入社員が訪れて研修をおこない、夏には全国の運動部やスポーツ少年団が訪れてきて合宿に臨む。
 本館は豪奢な旅館のようでいわゆる「青少年の家」のイメージとはかけ離れている。ログハウス風に作られた建物は夏には爽やかで、冬には温もりのある佇まいを見せるのだ。

 そんな《緑風館》に秋山架純が勤め始めて今年で五年目だった。
 女子大生と称してもまかり通る若さと均整の取れたボディ。セミロングの髪は栗色に輝き、どこかあどけなさを残す瞳は大きくぱっちりしている。スタッフ用のポロシャツも今ではすっかり板についていた。
 ……午後六時。終業の時間になると架純はいそいそと席を立った。
「またお風呂お借りしてから帰りま〜す」
「はいはいどうぞ。明日は聖フォレスト女学院の団体さんが来るからよろしくね」
 ノートパソコンに向かっていた上司が顔もあげず、架純に手を振った。備品管理課はリネンなどの宿泊用品に不備がないか、常に万全の態勢を整える責務を負っている。
 同僚たちに会釈すると架純はタイムカードを捺した。

(さて、と……みんなどんな顔するかな)
 大浴場に向かいながら架純は思わず微笑んでしまった。スタッフの特権として源泉かけ流しの浴場を自由に利用できるのだが、そこでひとつ楽しみにしていることがあったのだ。
 ――巨乳を見せつける。
 泊まりにきた運動部やスポーツ少年団の女の子たちと一緒に入浴し、自慢のFカップを誇るのだ。脱衣場で架純のブラジャーが取り払われた時のどよめき。一斉に集まる視線が架純には嬉しい。自尊心をくすぐられるようで、みんなから崇敬されるようで。
(ふふ。大人のおっぱい見せてあげる)
 架純がわくわくした時、女湯の暖簾が見えてきた。

「あ……架純さんだ。架純さんも一緒に入るんですか?」
「そうよ。ここのスタッフの特権でね、お風呂を好きな時に使っていいの」
「いいなあ。温泉に入り放題とか夢じゃないですか」
 脱衣場には二十人ほどの中学生がひしめいていた。全国中学選抜のバスケ部員だ。ここで海外遠征前の最終合宿をおこない、来月渡米するという。他にはボーイスカウトの団体数十人が宿泊していた。
 架純は脱衣籠にバッグを放り込むとセミロングをうなじ辺りで束ねた。女の子たちもそれぞれ服を脱ぎ始めているけれど、どれもが初々しい眺めだ。シンプルなブラジャーにお揃いのパンティ。揉まれた経験のないおっぱいは貧乳か標準ばかりだ。架純が負けていることと言えば、ひき締まった肉感だけだろうか。

 架純はポロシャツを脱いでブラジャー越しに巨乳を披露した。一瞬で注目を集め、バストに好奇の視線を感じる。架純のプライドが少し満たされた。
「架純さん、おっぱいおっきい!」
 架純になついてる女の子が目を丸くした。
「そう?」
「何カップあるんですか? ていうかまじヤバいんだけど」
「Fカップよ。トップの数字は秘密だけど」
 架純の周りに人だかりができる。ファンに囲まれるアイドルの気分だった。
 女の子たちは架純がズボンを脱ぐとランジェリーの大人っぽさに溜息をもらし、ブラジャーが取り払われるとロケットおっぱいに驚愕の声をあげた。全裸になった時には、お尻の小ささに羨望の嘆きさえもらす。思春期ゆえの憧憬だろうか。
「架純さんのおっぱい、触らせてもらっていいですか」
 どうぞ、と架純が胸を張ってみせた時、不意に闖入者が現れた。

「志保里先生! ちょっと見てくださいよ。架純さんのおっぱい、先生に負けないくらい大きくないですか」
 暖簾をくぐってやって来たのは美貌の女性だった。確か選抜チームのマネージャーで折原志保里とかいった、と架純は記憶している。清楚な感じで体育会系とは無縁の印象だ。高原でそよ風に吹かれているかピアノでも弾いているほうが似合っている。年齢は自分と同じか二つ三つ上だろう。長い髪をアップにまとめて入浴グッズを抱えている。
「架純さん?」
「ここの従業員さんですよ。ほらこの人。――ね、巨乳でしょ?」
 全裸のまま志保里と目が合った。館内で何度かすれ違ったことがあるので「あ」と志保里が口を開く。続いて軽い会釈。「うん、大きいと思うよ」と同意してくれたけれど、その瞳に驚きの色はなかった。むしろ余裕で架純を見下しているような――。
(この人、乳道知ってる……)
 架純の直感が警告を鳴らした。乳道(ちちどう)はごく限られた巨乳世界に知られる、女のプライドを賭けた決闘だ。互いのバストをぶつけ合い、潰し合い、どちらが優位かマウントする真剣勝負である。ルールは千差万別だけれど、おおまかに言って相手を屈服させればよい。巨乳で窒息させてもいいし、おっぱい相撲で降参させてもいい。あるいはブラジャー交換でホックを吹き飛ばすのも手だ。
 勝敗によっては電車内の勢力図が変わるともいう。丹羽眞理子が結城萌美に負けた結果、車両の占有率が聖フォレスト女学院から聖ブレスト女学園に移ったように。

 そんな乳道を知っている女が今架純の目の前にいた。中学生たちは毛ほども気づいていないけれど、明らかに折原志保里は乳道の志士だった。バストが闘志を放ち始めたのだ。架純の巨乳を見た途端に。
「お仕事は、今日はもう終わりなんですか」
 わざわざ架純のとなりの脱衣籠を取り、志保里が言う。
「ええ。事務職なんで定時に帰れるんです」
「女の子たちが迷惑かけてなければいいんですけど、大丈夫でした?」
 チームロゴとスローガンがプリントされたTシャツを脱ぎ、志保里がブラジャーを見せる。花柄の刺繍が入った薄紫色のブラジャーだ。フルカップのブラから豊かすぎる谷間が覗いている。Gカップか、それともHカップか。架純は少し怯んだ。
「迷惑なんてそんな……全然困ってないですよ」
 首を振る顔から余裕が消える。これまではずっと貧乳の子供たち相手に巨乳を誇ってきたが、志保里相手ではそうもいかない。へたに戦いを挑めば返り討ちにされる。
 志保里はすらりとした脚を披露すると架純以上に体脂肪率の低い美尻をさらした。肌は白く艶やか。ブラジャーが外されて出てきたのは美乳を極めたU字型のおっぱいだ。

「志保里先生のおっぱい、超きれい!」
「しかもおっきいし。何カップあるんですか」
「前に教えたじゃない。92センチのHカップよ」
「Hカップ……? えっと、ABCDEF――えっ? 架純さんよりでかいんですか」
 乳比べの緒戦はカップサイズの申告から始まる。いわば武士同士の名乗りあい、示威行動だ。カップサイズが大きければ大きいほど優位、というわけでもないのだが。
「2サイズも負けちゃった」
 なので架純は臆せず自分のカップサイズを申告した。相手が本当に乳道の戦士なのか探りを入れる意味合いもある。
「Fカップでも充分ですよ。このコたちから見れば巨乳なんですもの」
 ――私から見れば貧乳だけど。
 そんな声が聞こえた。やはり折原志保里は乳道の戦士だ。
「志保里先生のおっぱい触ってみたいです!」「私も!」
 女の子数人が手を挙げた。いつの間にか興味の対象が架純のFカップから志保里のHカップに移っている。志保里の周りに人だかりができ、架純は惨めにも放置された。さっきまでのアイドル気分は何だったのか。
「こら。そんなに一斉に触んないの。先生のおっぱいはふたつしかないんだよ」
 柔らか〜い! おっきい! 重た〜い!
 志保里の美巨乳を揉みまくる声が響いた。
 架純は耐えられずそっぽを向いた。
 勝ち誇ったような志保里の一瞥(いちべつ)から逃れるために。

 架純のFカップにも生徒たちが群がってきたが、リアクションには期待はずれ感が満ちていた。Hカップを揉んだあとなので無理もない。架純のおっぱいは志保里のそれに比べ、柔らかさもボリュームも足りないのだ。
(第1ラウンドは完敗か)
(緒戦は勝ったみたいね)
 二人の乳道戦士が無言のまま視線を交わす。
「あの……志保里先生と架純さんにお願いがあるんですけど」
「なに?」
 おずおずと手を挙げたのはショートヘアの女の子だ。となりにいるチームメイトが何やら顔を真っ赤にしている。
「ふたりで抱き合ってくれませんか。由華が百合プレイ見たいって言ってきて」
「ちょ、バラしちゃだめじゃん! ……てかもうめっちゃ恥ずかしいし」
 男子同様、二十四時間エロいことを考えている年頃だ。大人の巨乳を見ているあいだに興奮してしまったのだろう。由華は百合とBLが好きなのかもしれない。
「そんなお願いすると架純さんが困っちゃうでしょ」
 私のHカップで潰されるし。
「いえそんな……困ることなんか全然ないです。ただ抱き合うくらいなら別に」
 次は負けませんよ。
 生徒たちが気づかない世界でふたりの矜持が衝突する。
 好奇心が暴走した中学生にお願いされ、架純と志保里は正面から抱き合った。

「おお〜!」
 どよめきが脱衣場にこだました。
 架純と志保里が抱き合うとFカップとHカップがともにひしゃげ、なんとも言えない艶めかしい光景が広がったのだ。架純のロケット砲がとんがりを生かしてHカップを押しつぶすと、志保里の美巨乳が変幻自在に形を変え防戦する。そうかと思えばHカップが大きさに物を言わせて反撃し、ロケット砲がいったん後退して陣形を整えた。
 大人ふたりの百合プレイに選抜チームは大興奮だ。そこにどんなプライドが懸けられているかも知らずに。
「架純さんの胸、張りがあって若いですね」
 志保里が真正面からロケットおっぱいを鷲掴んできた。
「志保里さんこそ美巨乳で羨ましいですよ。私もこれくらい柔らかかったらいいのに」
 架純も負けじと揉み返す。志保里のバストは大きな雪見大福みたいに揉み心地がいい。
(先に乳首立たせてあげる)
(……悶えるのはそっちです)
 選抜チームからすればお姉さん同士のじゃれ合いだが、対峙する当人たちは真剣勝負だ。相手を先に感じさせようと乳房を揉みまくり、乳首をいじりまくる。
 志保里の攻撃に架純が思わず反応すると、清楚な戦士は弱点を見つけたとばかりに集中的に乳首を摘んできた。左右の乳頭を親指と人差し指で摘み、こりこり……すりすりと。
 架純も受け身ばかりではないられない。志保里のバストを揉んでは乳輪ごと乳首を刺激し、刺激してはまた揉みまくる攻勢に打って出た。
 二対の乳首がほぼ同時に突起し、再び乳房の潰しあいに移行したのは、たがいに負けを認めたくなかったからかもしれない。

「キスしても平気ですか」
 志保里がささやいた。
「もちろん女同士ですもん。構いませんよ」
(乳首責めで降参しなかったからキスで屈服させるつもりね。私、キスは得意なんですけど?)
「生徒たちにはちょっと刺激が強いかもしれないけれど……じゃ失礼して」
(悶えさせてあなたをもっと惨めにさせるつもりなの)
 ふたりが唇を重ね合わせると女の子たちが照れまくった。星空の下で彼氏とファーストキス――という夢に夢見る年頃でいきなり大人同士のディープキスを見せられたのだ。
 一人残らず赤面し思春期の興奮が最高潮に達した。誰もが無言で百合プレイを見守り、妖艶な潰しあいに息を呑む。
 架純はねじ込まれてきたベロを吸い、ロケット砲をお返しとばかりに押しつけた。
 志保里が思わず吐息をもらし、乳首をこりこりに硬くさせる。
(今度は勝てる……大丈夫そう)
 架純の中で確信が芽生えた。架純の乳首も立っているけれど志保里ほどではないのだ。擦れあう突起に差を感じる。
 やがて志保里が身体を離し、悔しそうに架純をひと睨みした。

「おっぱいが大きい女の子にしかできないこと教えてあげる?」
 掛け時計を見ると架純は言った。再び崇敬の対象が自分に戻ってきている。女の子たちがうんうんとうなずいたのだ。
「そろそろね、ボーイスカウトの男の子たちがお風呂に入る時間だから、適当にふたりくらい見繕ってここに連れてきてくれない?」
 捕縛に向かった女の子を目で追いながら志保里がささやいた。
「何するつもりなんですか」
「巨乳にしかできないことって言ったらパイズリに決まってるじゃないですか。ここまで一勝一敗のタイですから、次の第3ラウンドで決着させましょ。射精させた時間がより短いほうが勝ち。単純ですよね」
「Hカップにあなたみたいな貧乳が勝てると思えないんですけど?」
 谷間を誇示するかのように志保里が両腕を組んだ。
 やがて捕縛に向かった女の子が戻ってきた。彼女に背中を押されて二人の男の子が脱衣場に現れる。将来有望なイケメンくんと真面目そうな眼鏡くん――どちらもS学校高学年に思えた。
「え……ちょ、ここって女湯なんですけど」
 半裸の女子中学生と全裸の大人に囲まれ、男の子たちがうろたえる。
「ふたりにちょっと協力してもらいたいことがあるんだけどさ、いいかな」
「な、なんですか」
「おちんち○ん貸してもらってもいい? 私とこの志保里お姉さんがね、中学生のお姉さんたちに教えてあげたいことがあるの」
「ちん○んなんてそんな……無理です。絶対ムリです。恥ずかしいですよ」
「協力してくれたらお礼におっぱい触らせてあげるよ。触ってみたいでしょ?」
 おっぱい揉みをご褒美に提示され、イケメンくんと眼鏡くんが押し黙った。
「ふたりはもう勃起できる?」
「できますけどそれがどうしたんですか……?」
「私と志保里お姉さんがね、おっぱいでおちん○んを挟んでみる約束なの」
 パイズリという語彙はないらしい。ふたりの男の子が不思議そうに立ち竦んだ。

 イケメンくんは遼太郎、眼鏡くんは崇といった。寄ってたかって服を剥ぎ取られ、あっという間に下半身丸裸にされる。上だけボーイスカウトの制服姿だ。ちん○んは勃っているけれど包皮がかぶさっている。股間を隠そうとする手を女の子たちがどけると次第におとなしくなっていった。
「巨乳だけにできる技でね、パイズリがあるの。谷間におちん○ん挟むんだよ」
 架純がFカップを手繰り寄せてみせると女の子たちが真似して貧乳を寄せ出した。潰し合いごっこなのか友達と一緒におっぱいをくっつけ合っているコもいる。
「みんなも巨乳に成長して彼氏ができたらやってあげて。すごく喜んでくれるから」
(志保里さんに絶対負けませんよ)
(どうぞご自由に。パイズリは得意中の得意なんですけれど?)
 遼太郎の前で架純が、崇の前で志保里が立て膝になっていた。たがいに視線を交差させ、最終ラウンドに臨む闘志を沸き立たせている。
「何秒で喜んでもらえるか時間計ってもらえる?」
 スマートフォンのストップウォッチ・アプリが用意された。
「谷間以外使うのは禁止っていうことで」
「架純さんは口を使ってもいいですよ。ハンデつけないとフェアじゃないでしょう」
「な……」
「せいぜい頑張ってください。パイズリのお手本は私が見せますので」
 ふたりが火花を散らしていることを選抜チームは知らない。ただパイズリという、初めて知るプレイに好奇心を疼かせるだけだ。
 阿吽の呼吸で最終ラウンドが始まった。

 架純が包茎ち○ぽを谷間で挟むと遼太郎がうめいた。未知の快感に戸惑っているのだろう。崇も大きな雪見大福に包まれ、困ったような表情で唇を噛んでいる。
「どう? お姉さんのおっぱい、気持ちいい?」
 上目遣いに遼太郎を見つめ、羞恥心を煽る。谷間に据えられた性棒がもう疼き始めていた。これは勝てる。そう架純が微笑んで乳房を揺すった時、唐突に歓声が響いた。
 崇が射精していた。
「いっぱい出たね。お姉さんの谷間、すごく幸せだったでしょ」
「ご、ごめんなさい……我慢できなくて汚しちゃいました」
「全然平気だよ。崇くんが喜んでくれてお姉さんも嬉しい」
 女神みたいな笑みを浮かべると志保里がちらっと架純を一瞥した。小馬鹿にするような視線。まだ手間取ってるの、と。
 続いて遼太郎も射精した。志保里が7秒ちょい。架純が10秒ちょうど。
「交替よ。Fカップは逆転できるかしら?」
 志保里の挑発に架純の心が苛立った。

 相手を交換して決勝戦が始まった。再び志保里が先に射精させれば架純の負け。架純がプレーオフに持ち込むためには3秒の劣勢を取り戻す必要がある。
 初体験でいきなり連続パイズリされることになった思春期ボーイたちは、信じられない幸運に呆然とするばかりだ。
「遼太郎くんの精子を拭いてからね」
 と谷間に垂れ這う粘液をタオルで拭う。志保里も崇の精子を拭き取っていた。
(これで決着させましょ。さっき負けたのは本気出してなかったからです)
(はいはい。自分で自分に釈明してるのね。負け犬がよくやることよ、それ)
 ――ムカっ!
 架純が崇のち○ぽを谷間に挟みこんだ。志保里も遼太郎のそれを挟んでいる。二発目なので多少の余裕はあるだろう。Hカップに勝ってこれからの箔を付けたい。
 架純が乳房を揺らすと崇が腰を引かせた。射精直後なのでくすぐったいのだ。萎えるどころかますます元気になってくる。繰りだせるテクニックを総動員すれば志保里に勝てるはずだ。
「さっきのお姉さんの谷間と私の谷間と、どっちが気持ちいい?」
「ど、どっちも気持ちいいです……柔らかさが違ってて夢みたいで」
「でもこんなことはしてもらえなかったでしょ?」
 架純は左右の乳房を交互に揺らした。崇のち○ぽを激しく摩擦するように。
 年上のお姉さんにじっと見つめられ、崇が赤面する。腰を引かせながら、谷間に出入りするち○ぽを見おろしながら。

「こっちはもうすぐ出そうですよ?」
 架純がふと横を見ると志保里が遼太郎を見上げ、余裕すら感じさせる笑みを浮かべていた。Hカップを揺することなくホールドしている。むしろ遼太郎が志保里の肩に掴まってみずから腰を動かしていた。柔らかすぎる谷間を満喫するみたいに。
「私のおっぱいのほうが満足みたい」
 架純と視線も合わせず志保里が言った。
 遼太郎の腰の動きが速くなり、真剣な表情が色濃くなる。射精が近いのだ。
 架純も負けじとパイズリを加速させたが、崇は我慢しているらしい。早漏で終わってしまった一発目を取り戻そうと、架純のFカップを堪能しているのだ。
 架純は焦った。このままでは負けてしまう。
 と思った途端、遼太郎が目を瞑って下半身を震わせた。がくがくと膝を砕いて射精する。志保里が谷間にちょっとだけ出た精子を見て拍手した。
 遅れて崇も射精した。志保里が1分19秒。架純が1分37秒――。いや、もはやタイムなど関係ない。架純は敗北したのだ。

「約束だからおっぱい触っていいよ」
 遼太郎の手を導いて美巨乳を揉ませながら、志保里が言った。
「お姉さんのおっぱいも遼太郎くんのおちん○んも汚れちゃったね。一緒にお風呂に入ってきれいきれいしよっか? ――架純さんはどうします? 崇くんと一緒にお風呂入りますか」
 屈辱的な誘いに架純は返答ができなかった。勝者のそばでどうして敗者がいられよう。
 架純は急いで服を着ると大浴場から逃げ去った。「お風呂入んないんですか?」という女の子たちの声を背中に浴びながら。
 崇は志保里におっぱいを揉ませてもらったことだろう。
 あの、乳道の証明であるHカップを――。

                        (Created by Angel Heart)


                 ***

 告白板から乳比べ作品が消えてしまって淋しい思いをしている皆様へ。
 キャットファイト的でない乳比べ作品を書くとこうなります_(._.)_

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

Re(2):続編希望  雷門黒桃太郎  - 20/5/11(月) 21:35 -

手料理貰えるなんて羨ましいですね。さぞかしモテモテの人生を歩んだでありましょう。

引用なし

パスワード



・ツリー全体表示

55 / 493 ページ    ←次へ | 前へ→

 249,376
ページ:  ┃  記事番号:  

C-BOARD Moyuku v1.03b5

禁止事項

削除依頼はこちらへ